れいわ獲得議席数「9→6」のナゼ!?「ひるおび」政局解説に「失礼すぎる!」【AsageiBiz週間BEST】

 先の衆院選で公示前の3議席から9議席へと躍進したたれいわ新選組。この結果をめぐる報道で、TBSの情報番組「ひるおび」の“表示方法”が物議を醸した。各政党の獲得議席数をマグネットで示しながら今後の政局を説明する中、れいわの数字だけがひっくり返ったままだったからだ。10月31日~11月6日の1週間に配信した人気記事を再掲載する。(初公開は10月31日)

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「なぜ誰も指摘しない?」「れいわ新選組ナメられてるな」「失礼すぎる!」「早く訂正と謝罪を!」などと大ブーイングが寄せられたのは、10月28日放送の情報番組「ひるおび」(TBS系)。自民党・公明党の与党が大敗を喫した先の衆議院総選挙を受けて、今後の政局を解説したのだが、れいわ新選組の獲得議席数を誤表示して、支持者から大ヒンシュクを買っている。

 11月の特別国会で行われる首班指名選挙。国会議員の投票で内閣総理大臣が選出されるが、はたして票の動きはどうなるか。スタジオでは、マグネット式のボードを使って各政党の獲得議席数を表示。「191」の自民党に公明党の「24」を足しても過半数の233には届かない計算になる。対する立憲民主党は「148」。これに司会の恵俊彰は、マグネットを動かしながら国民民主党の「28」と日本維新の会の「38」を足していくが、自民党と公明党を合わせた215には及ばない。

 恵は「1票足らないんです。こっち」と前置きして「みんなでいってみますか」と他党の“議席マグネット”を次々と立憲民主党に足していくのだが、ピンクで表示されたれいわ新選組の議席数はなぜか「6」となっていた。

「れいわ新選組と日本共産党の獲得議席を横に並べると、8議席の共産党よりもれいわのマグネットがやや大きいにもかかわらず、『6』とあったので、多くの視聴者が違和感を覚えたかもしれません。ボードに貼り付けられたグラフは、マグネット式になっていて、自由に動かせるように作られていましたが、れいわだけは『9』がさかさまになっていた模様。スタジオには、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏や毎日新聞論説委員の佐藤千矢子氏が出演していたのに、誰も間違いを指摘しませんでした」(メディア誌ライター)

 番組の最後で江藤愛アナウンサーが再びボードを使い、「れいわ新選組の数字が『6』となっていましたが、正しくは『9』でした」とマグネットを回転させ、「失礼しました」と謝罪した。今回の選挙でれいわ新選組に投票した有権者が「失礼すぎる」と感じるのも当然かもしれない。

2024/11/9 6:00

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