バーレーン協会に約175万円の罰金処分…日本代表戦でレーザーポインター照射&国歌斉唱を妨害

 国際サッカー連盟(FIFA)は8日、FIFAワールドカップ26の各大陸予選における各国の違反行為とそれに対する処分を発表した。

 アジア最終予選でもいくつかの違反行為が確認されており、9月10日に開催されたバーレーン代表vs日本代表の試合での事象も処分の対象に。この試合では、日本の国歌斉唱時に大きなブーイングが響いたほか、日本のPK時にはキッカーを務めるFW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)に対してレーザーポインターが照射される事態が発生していた。

 FIFAは上記2件の事象について、「試合中の秩序とセキュリティー」を守れなかったとして、バーレーンサッカー協会(BFA)に対して1万スイスフラン(約175万円)の罰金処分を科したことを発表した。なお、レーザーポインターを照射された上田は冷静にPKを沈め、試合は日本代表が5-0の大勝を飾っている。

 なお、10月10日に行われたサウジアラビア代表vs日本代表の一戦では、両国側に違反が確認されたとのこと。FIFAによると「マーケティングおよびメディア規制の遵守の不履行」があったとして、両国側に警告の処分が科されている。

 アジア最終予選はここまで4試合が終了し、日本代表は3勝1分の勝ち点「10」でグループCの首位を快走。今月はインドネシア代表および中国代表とのアウェイ2連戦に臨む。

2024/11/8 18:02

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