卵をゆでるならレモン汁を『大さじ1杯』 メリットに「全然違う」「マジ?」
ゆで卵の殻がきれいにむけず、困った経験はありませんか。
殻をむいているうちに卵がボコボコになると、味は変わらなくても見た目が悪くなってしまいます。
卵の殻を簡単かつきれいにむきたい人は、ゆでる時に『ある物』を入れてみましょう。
家事に役立つライフハックを紹介する『しーばママ』(shi_bamama)さんは、Instagramで『卵の殻がきれいにむける裏技』を2つ紹介しています。
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1.『レモン汁』を入れてゆでる
沸騰したお湯に『レモン汁』を入れてゆでましょう。量は『お湯1ℓに対して大さじ1杯のレモン汁』が目安です。
ゆで上がった卵は、殻の表面が黄色くめくれたようになっています。
お皿などの硬い所に押し付けるようにしながら卵をコロコロと転がし、殻に亀裂を入れましょう。
亀裂の入った所からむいていくと、一気に殻が取れていきます。
表面がボコボコにならない、理想のゆで卵ができました。
レモンには『クエン酸』が含まれています。クエン酸は、卵の殻に含まれる『炭酸カルシウム』を溶かす効果があるので、殻がむきやすくなるのです。
さらに、クエン酸には『タンパク質』を固める効果もあり、ゆでている最中に殻が割れて白身が流れ出ても、流出を最小限に抑えてくれます。
2.『塩』と『酢』を入れてゆでる
ゆでる時に『塩』と『酢』を入れても、同様の効果が得られます。
沸騰したお湯に塩と酢を入れましょう。量は『水1ℓに対し、塩小さじ1杯、酢大さじ2杯』が目安です。
こちらの方法もつるっときれいにむけました。
酢にはクエン酸が、塩にはタンパク質を固める作用があるので、一緒に入れるとレモン汁を入れた時と同様の効果が得られます。
どちらもゆでる時に入れるだけの簡単な方法です。ゆで卵の殻がうまくむけない人は試してみてください。
少し古くなった卵は殻がむきやすい
ゆで卵の殻をむきやすくする方法は『レモン汁や酢、塩を入れること』だけではありません。
ゆで卵の殻がむきにくくなる要因は、卵の殻に含まれる二酸化炭素です。
二酸化炭素は日がたつと殻の小さな穴から抜けていくので、産みたての卵よりも採卵日から1週間ほどたった卵のほうがむきやすくなります。
また、ゆで上がった卵をしっかりと冷水で冷やすことも大切です。
冷水で冷やすと卵が収縮して殻から離れるので、殻と卵の間に隙間ができ、むきやすくなります。
ゆで方や使う卵を工夫して、殻がつるっとむけるゆで卵を作りましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 shi_bamama