現役世代が抱える介護離職への解決を目指す!「おとな親子ノート」個人向け発売を開始
創業より超高齢社会を取り巻くリスクから、「家族・仕事・自分自身」と何も諦めることなく、豊かな人生を成就させる社会づくりを目指している「ユメコム」。同社は、現役世代が抱える介護離職を解決すべく、「おとな親子ノート」を発売した。
「おとな親子ノート」は、今年4月より企業に働く従業員向けに発売が開始され、新たに10月1日(火)より個人向けに発売を開始。現在、同社公式サイトにて販売中だ。
いざというときに必ず役立つ
ふとしたときに、親の体調など心配になることは少なくないだろう。
しかし聞かないままにしておくと、将来「聞いておけばよかった!」と思う場面に直面してしまう。
「おとな親子ノート」2,090円(税込)は、親と子でコミュニケーションを取りながら書き込めるノート。
健康、年金、保険などの基礎情報から、親の日頃の趣味、交友関係など、多彩な情報が書き込めて、いざというときに役立つ内容だ。家族みんなで、親に寄り添うきっかけづくりに役立てよう。
互いの心情を自然に共有できる場を提供
親子関係は、子どもが成長して自立するにつれて、物理的な距離だけでなく、心理的な距離も広がることが多くなっている。仕事や家庭、個人の生活に忙殺される中で、親子が日常的に深いコミュニケーションを取る機会は減少傾向にある。
一方で、親も子どもも互いに話したいことや伝えたい想いがありながらも、それをどのように言葉にし、どのタイミングで伝えるかに戸惑いを感じるケースが少なくない。
こうした現状を背景に、同社は親子のコミュニケーションを促進し、互いの心情を自然に共有できる場を提供する「おとな親子ノート」をリリースした。親子が対話を通じて互いをより深く理解し、絆を強めるためのサポートツールとなるだろう。
現役世代の味方となるノート
「おとな親子ノート」の特徴をみていこう。
まず、介護経験者の体験談が付いていること。親に話をするタイミングや、どう切り出せば良いのか迷うところだろう。「おとな親子ノート」には、各カテゴリーに実際の体験談が掲載されているため、伝え方のヒントになるに違いない。ノートの必要性が分かれば、親の共感を得ることができ、信頼関係を高められるだろう。
また、介護のために仕事を辞めるという決断する人は少なくない。しかし、親の情報を事前に把握しておくことで、実際に介護に直面したときに必要以上に慌てることなく、両立して向き合えるはず。スムーズに対応できることで自身の心の持ちようが変わり、結果的にキャリアのサポートに役立つ、現役世代の味方となるようなノートだ。
また、病気や介護のこと、葬儀や墓、相続のことは、大変重要な問題でありながら、家族間でなかなか話題にしづらいもの。「おとな親子ノート」をひとつのツールとし、家族間で話し合うことで、「自分のことを気にかけてくれているんだな」と親も安心してくれるはずだ。
子どもができたら母子手帳を書くように、親の将来が気になり始めた人は「おとな親子ノート」を始めてみては。
ユメコム:https://www.yumecom.com/index.html
(江崎貴子)