「お金が貯まらない人」には共通点…“金運のプロ”が実践するお金に好かれる習慣
お財布を大切にすると金運が上がり、お金が入ってくるとよく聞きます。お財布には使う人とお金との関係が表れるそうです。
お金に好かれるお財布にするには、どうすればいいのでしょうか?『村野弘味の招運術2025 お金持ちはみんなやっていた! 絶対運がよくなる運気の法則』の著者で招運鑑定士である村野弘味さんに教えてもらいました。
(この記事は、『村野弘味の招運術2025 お金持ちはみんなやっていた! 絶対運がよくなる運気の法則』より一部を抜粋し、再編集しています)
◆お金の悩みがある人でお財布がきれいな人は一人もいない
村野さんが最もよく聞かれる質問がこちらだそうです。
「どんなお財布を使っているんですか?」
多くの人を鑑定してきて村野さんが確信しているのは、お金の悩みを抱えている人で、お財布がきれいな方は一人もいないということだとか。
「レシートやポイントカードでパンパンに膨れ上がっていたり、乱雑に扱ってボロボロになっていたり。お財布は『お金のお家』です。汚れた居心地の悪い家に『帰ってきたい』とは思いませんよね。『また、戻ってこよう』と思ってもらえるようなお財布でなければ、金運は上がりません」(以下、すべて村野さん)
◆専用のお布団でお財布を寝かせてあげると金運が上がる?
皆さんは、通勤カバンの中にお財布を入れっぱなし、なんてことはないでしょうか? お財布の色や形を気にする前に、お財布の中をすっきりさせ、お財布自体を大切に扱う習慣を身につける必要があると村野さんは提言します。
「私は毎日、帰宅すると、バッグからお財布を取り出します。そして、『お疲れさまでした』と言って、部屋の北側の定位置に置いた専用のお布団にお財布を寝かせます(北は「貯まる」の意味を持つ方位です)。
お金をていねいに扱うことで、『お金は大事』と潜在意識にすり込まれます。すると、ストレスによる衝動買い、無駄遣いが減ります。お金だってほしくもないものに使われるより、その人にとって価値あるものと交換されたほうがうれしいはず」
◆金運アップの第一歩はお金と仲よしになること
お金を大切に扱えば、お金と仲よくなれる。それは人間関係と同じなのだそうです。自分を大切にしてくれる人の力になりたいと思うのは当然ですよね。お金も、仲よしになれば、向こうから自然と集まってくれる、その当たり前の法則を理解することが大切です、と村野さんは言います。
「お金の悩みを抱えている人の多くは、いくら入ってきて、いくら出ていっているのかという、基本の収支がわかっていません。『お金はエネルギー』と言います。『ああ、またお金が出ていってしまう』とネガティブな気持ちでお金を使うと、自分で“エネルギー”を落とすことになります。
『お金がない』と口ぐせのように言っている人は、自分からお金と縁遠くしてしまっているということ。それでは、いつまでたっても状況は変わりません。
私は、買い物をして支払うときには、お金に向かって『ありがとう』『また、戻ってきてね』と話しかけるようにしています。お金が入ってきたとき、多くの人が『ラッキー!』と思うことでしょう。
でも、大切なのはどういう気持ちで送り出すかです。禅問答のようですが、お金への執着を手放すことができるとお金が入ってくるようになり、貯まるステージへと変わるのです」
金運アップの第一歩は、お財布を大切にしてお金と仲よしになること、と村野さんは言います。そして続いておこなってほしいのは、ご自身の“今”を確認すること。
「何度か指摘してきたように、運気を上げるには、今現在の状況を確認して、目指したい方向・行き先を決めることが大切です。金運も同じなんです」
<文/村野弘味>
【村野弘味】
招運鑑定士。家相学、方位学、九星気学、四柱推命、心理学などをもとにした「村野流招運術」で、これまでにのべ3万8000人の鑑定を行う。不動産にくわしく、運気の上がる土地や自宅の建築、購入などのアドバイスにも定評がある。フジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」に家相占い師として出演し、話題に。同番組の公式ムック『とにかく「運のいい家」に住みたい』『とにかく運がよくなる最強開運スポットガイド』の監修を務める。著書に『運気を上書きする方法』(KADOKAWA)など。