むくのが面倒なゴボウの皮 農家さんに聞いてみると、意外な答えが

シャキシャキ食感が魅力のゴボウ。きんぴらゴボウや筑前煮、豚汁、サラダなど、さまざまな料理に使われます。

ゴボウを調理する際、あなたはどのように下処理を行っていますか。まずは皮を剥くというが一般的かもしれませんが、実は剥かないほうがいいのだとか。

青森県でおいしいゴボウを生産している、青森県十和田市の『華畑(はなばたけ)農園』に取材しました。

ゴボウの皮はむしろ食べるべき!

『華畑農園』に聞くと、このような回答がありました。

ゴボウの皮には栄養があるので、皮は剥かずに、むしろ食べてほしいと思います。

調理する時は、表面に付いた土や汚れなどを水道でじゃーっとよく洗えば十分です。

ゴボウの皮にはクロロゲン酸などのポリフェノールが多く含まれており、食物繊維も豊富。さらに注目したいのはカリウムが豊富であることです。

カリウムは、ナトリウムの排出を助けるミネラルで、血圧を正常に保つ役割を果たします。

ゴボウのカリウムは、特に皮の部分に多く含まれているので、剥いてしまうのはもったいないですよね。

ゴボウの写真

※写真はイメージ

『華畑農園』のアドバイス通り、ゴボウの皮は、栄養面を考えるとむしろ食べるほうがいいのかもしれません。

ただし、ゴボウのヒゲや汚れがどうしても気になる場合には、包丁の背やアルミホイルなどを使って除くといいでしょう。

[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

取材協力

華畑農園

2024/11/1 15:22

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