浴槽を洗った後に『カビキラー』をしてもいい? 注意点に「気を付けます」「見直す」

お風呂を洗っている時に、壁にできた『カビ』が気になることがあります。

掃除の手間を考えると浴槽と壁を一緒に洗いたくなりますが、同時に進めても問題ないのでしょうか。

『SCジョンソン』が製造・販売する『カビキラー』のブランドサイトでは、浴槽を洗った後に『カビキラー』を使う際の注意点を紹介しています。

『カビキラー』と浴槽洗剤どちらも身近な洗剤のため、正しい使い方をしっかりと振り返っておきましょう。

『混ぜるな危険』をしっかりチェック!

いろいろな洗剤を集めてスプレーノズル部分を写した写真

※写真はイメージ

洗剤は、大きく『合成洗剤』『洗浄剤』『漂白剤』『研磨剤』に分けられ、浴槽洗剤は『合成洗剤』、カビ用洗剤は『漂白剤』に該当します。

漂白剤には『塩素系』と『酸性』の2種類があり、『カビキラー』は『塩素系』です。

一方の合成洗剤は『酸性』『弱酸性』『中性』『弱アルカリ性』『アルカリ性』の5つに分けられ、製品によって液性が変わります。

カビキラーのパッケージには『混ぜるな注意』と記載されていますが、危険かどうかのポイントは『浴槽洗剤の液性』です。

塩素系カビ取り剤は主成分の次亜塩素酸ナトリウムを安定させるためにアルカリ性にしてあります。通常の使用では問題ありませんが、「酸性タイプ:まぜるな危険」と表示のある製品や食酢などと混ざると人体に有害な塩素ガスが発生するので危険です。

SCジョンソン ーより引用

『混ぜるな危険』の『混ぜる』は、意図的に混ぜることだけでなく、不意に混ざることも含まれます。

塩素ガスを発生させないためにも、次のような使い方をしないように注意しましょう。

浴槽洗剤のNGな使い方

・塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜて使う。

・酸性洗剤の上に塩素系洗剤を振りかける、塩素系洗剤の上に酸性洗剤を振りかける。

・酸性洗剤と塩素系洗剤の両方を使って洗う。

・塩素系洗剤を流さずに酸性洗剤を使う。

お風呂の洗剤が中性やアルカリ性であれば、『カビキラー』と混ざっても塩素ガスは発生しません。

それでも2種類以上の洗剤を混ぜたり、続けて使ったりすることは推奨されていません。

どの液性であっても『一度流してから使う』ことを心がけましょう。

[文・構成/grape編集部]

出典 SCジョンソン

2024/11/1 13:00

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