「真面目に働くよりも上司のごますりしてた方が評価が高い」人事評価精度にウンザリする男性
人事評価は昇進や昇給にも影響するため、自分の普段の仕事ぶりや勤務態度がどう評価されるか気になるところだろう。そんな人事評価に懐疑的な姿勢を見せる人がいる。投稿を寄せた50代男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収650万円)は、「評価制度なんて、有って無いようなもの」と、その理由を語った。(文:林加奈)
「入社はできたけど、手取りなんか増えてません」
1次評価は直属の上司、2次評価はその上の上司や役員が行うことが多い。だが男性の勤務先では4次評価まであるという。これでは働きぶりが評価されにくくなり、昇給も厳しそうだ。
「1次評価から勝手に現場作業長に下げられて、2次から4次評価まで、調整という名の下にどんどん下げられます。氷河期世代で入社はできたけど、手取りなんか増えてません」
男性は会社に対しても、こう不満をこぼす。
「会社は内部留保たっぷり。株価、配当金も上昇してても、新入社員の賃金水準向上してても、 真面目に働くよりも上司のごますりしてた方が評価が高く制度なんていらない。一時期は考課する方になって評価点の教育も受けたけど、会社のためじゃなく上司のために働く口の上手い社員の方が評価は上」
と、形骸化している評価制度に疑問の声を上げる。
「人事評価制度、合う合わない仕事があると思うけど、それ以前の問題」
と、投稿を結んでいる。人事評価制度より先に改善すべき問題があると男性は考えているようだ。
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