朝ドラヒロインに選ばれた髙石あかり、スタッフからもらったハンカチを見て…?

2024年10月29日、2025年度後期の連続テレビ小説(NHK)が決まりました。

『朝ドラ』で親しまれている、連続テレビ小説。2025年度後期で、第113作目となります。

2024年6月におこなったオーディションには、2892人の応募者がいたそうです。

その中から、ヒロインに選ばれたのは、俳優の髙石あかりさんでした。

2002年12月19日生まれの髙石さんは、2024年10月現在21歳。

2019年より俳優活動を本格化させ、2021年には映画『ベイビーわるきゅーれ』で主演を務め話題となりました。

ドラマのタイトルは『ばけばけ』。松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語だといいます。

明治時代の松江。松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子です。松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまいます。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごします。

極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできます。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意します。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのでした。

トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされます。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。しかも、二人とも怪談話が好きだったのです!

へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らしが始まります――。

2025年度後期 連続テレビ小説「ばけばけ」ヒロインは髙石あかりさん! ーより引用

実在の人物、小泉セツさんをモデルとした話ですが、大胆に再構成し、フィクションとして描くそうです。

髙石さんは、素敵な笑顔が印象的な写真とともに、意気込みをこのように投稿しました。

「モデルである小泉八雲さんと、セツさんの日常からあふれる愛情や、思いやる心を大切に演じたいです」とつづる、髙石さん。

脚本家の、ふじきみつ彦さんや、制作統括の橋爪國臣さんは、オーディション時の髙石さんを絶賛していました。

自然な演技や、内に秘めた繊細な感情表現が多くのスタッフの心を奪ったようです。

髙石さんは、ヒロイン発表会の際に、橋爪さんからもらったというあるものを、Xで明かしました。

『TOKI』という刺繍と、お化けのアイコンが特徴的なハンカチの写真を公開。

発表会の場で泣いてしまった髙石さんに、橋爪さんがそっと渡してくれたハンカチだといいます。

実は、髙石さんが泣いてしまうだろうと読んだスタッフが、事前にこのハンカチを用意していたのだとか。

【ネットの声】

・素敵な気遣い。優しいチームですね。

・ヒロインおめでとうございます!応援しています。

・ハンカチを見て驚いていたのはそういうことだったのか!

・このエピソードを聞いて、私も泣いちゃう。

2025年の春にクランクイン予定だといいますが、すでにスタッフから愛されている髙石さん。

どのようなドラマとなるのか、今から楽しみですね!

[文・構成/grape編集部]

出典 NHK@takaishi__akari

2024/10/31 14:09

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