アメリカで“MSN”再結成なるか…インテル・マイアミ、ネイマール獲得の可能性は?
インテル・マイアミがアル・ヒラル所属のブラジル代表FWネイマールに関心を寄せているようだ。30日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在32歳のネイマールは母国の名門サントスで頭角を表し、2013年夏にバルセロナへ完全移籍加入。4シーズンで公式戦通算186試合出場105ゴール76アシストという成績を残し、9つのタイトル獲得に大きく貢献した。その後はパリ・サンジェルマン(PSG)を経て、2023年夏からはアル・ヒラルに在籍。中東の地ではひざの重傷による長期離脱もあり、ここまで公式戦6試合の出場に留まっている。
ネイマールとアル・ヒラルとの現行契約は2025年6月末で満了に。1年間の延長オプションも付随しているが、すでに契約最終年に突入していることから、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。
こうしたなか、ネイマールのインテル・マイアミ加入がにわかに噂されているという。報道によると、同選手は最近になってマイアミの不動産を2600万ドル(約40億円)で購入したとのこと。インテル・マイアミは来夏に控えるFIFAクラブワールドカップに向けて戦力を強化したいと考えており、実力と知名度を兼ね備えたネイマールの獲得に前向きであるとも報じられている。
インテル・マイアミにはかつてバルセロナで前線を形成したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスも在籍。仮にネイマールが加入すれば、“MSN”の愛称で親しまれた強力3トップがアメリカの地で再結成されることとなる。しかし、現時点で実現の可能性はそれほど高くない模様。メジャーリーグ・サッカー(MLS)が定めたサラリーキャップ規則が緩和された場合にのみ、獲得への道が開かれることになるという。
アル・ヒラルとの契約延長の可能性も含め、ネイマールの動向に注目が集まる。