洗濯機で「やってはいけません」 意外と知らない『6つ』に「ギクッ」「改めます…」

洗濯機の種類は、大きく分けて『ドラム式』『縦型』の2つ。

見た目や性能に違いはあるものの、基本的な操作はシンプルなので、使う上での注意点を深く考えたことがない人もいるでしょう。

『Panasonic(以下パナソニック)』のブランドサイトでは、洗濯機を使う上で注意したい『6つのこと』を紹介しています。

知らず知らずのうちに誤った使い方をしているかもしれないので、確かめておきましょう。

1.水栓は毎回開閉する

洗濯機の水栓の写真

※写真はイメージ

洗濯機は毎日使うので、多くの人が水栓を開けっぱなしにしているのではないでしょうか。

しかしトラブル防止のためには、水栓を『使うたびに開ける』ことが大切です。パナソニックでは、その理由を次のように解説しています。

接続不良による水漏れのおそれがあります。

運転終了後は、必ず水栓を閉じてください。

パナソニック ーより引用

2.50℃以上のお湯を入れない

2つ目の注意点は『使う水の温度』です。

水で洗うよりもお湯で洗うほうが汚れが落ちやすいといわれていますが、温度の高いお湯を入れることはリスクを伴います。

熱いお湯を使うと、プラスチック部品が変形したり傷んだりして水漏れするおそれがあるそうです。

お湯を使って洗濯する場合は、洗濯槽にお湯を入れる前に『水温が50℃以下である』ことを確認しましょう。

3.『窓パッキング』や『内ふた』に衣類を挟まない

窓パッキングはドラム式洗濯機にある部品の1つで、運転中の水漏れを防いだり、振動による音を抑えたりする役割があります。

内ふたは、縦型洗濯乾燥機に付いている洗濯機のふたと洗濯槽の間にあるふたです。

窓パッキングや内ふたに衣類が挟まっていると、水漏れや機器故障、衣類の破損を招くため、事前に確認してから洗濯しましょう。

4.運転中に排水フィルターを外さない

ドラム式洗濯機の下には、糸くずなどをキャッチする『排水フィルター』が付いています。

運転中または脱水前に排水フィルターを外すと、多量の水があふれ出てしまうことも。

お手入れのために取り外す際は、洗濯機が運転していないことを確認してください。

5.本体の下に手足を入れない

縦型洗濯機と縦型洗濯乾燥機の下には回転部があるため、運転中の洗濯機の下に手足を入れないよう注意しましょう。

実際に、小さな子供が手を差し入れ、回転部に手が巻き込まれて大ケガをした事例があります。子供だけではなく大人も注意が必要です。

本体底内の駆動部をカバーする『保護カバー』が同梱されている場合は、安全のために活用することをおすすめします。

6.防水性の素材は洗濯しない

『レーヨン』や『絹』など、洗濯機で洗わないほうがいい素材はいくつかあります。加えて、防水性のシートや衣類、裏がウレタンやゴム製のマット類も洗濯機で洗ってはいけません。

防水性のアイテムを洗濯するとうまく排水ができず、多量の水が洗濯機内を移動することで激しい振動が起こります。

振動で洗濯機が転倒すると、本体・壁・床などの損壊、水漏れ被害、ケガなどにつながる危険があるため、以下のようなアイテムは洗濯機に入れないようにしましょう。

・レインコート

・スキーウェア

・ウェットスーツ

・寝袋

上記のアイテムが汚れた場合は、手洗いしてください。

設置する上での注意点

洗濯機は稼働すると振動により本体が揺れるので、置き方にも注意が必要です。

洗濯機の上にものをのせない

洗濯機の上についついものをのせたくなりますが、落下してのせていたものが破損する場合があります。

運転中の洗濯機にはものをのせないように注意しましょう。

不安定な場所に本体を置かない

洗濯機本体をレンガやブロックの上など、不安定な場所には置かないでください。本体の振動で洗濯機が移動したり倒れたりするおそれがあります。

必ず水平で安定した場所に設置するようにしましょう。

洗濯機の使い方を守らなければ、故障や破損につながるだけではなく、ケガを負うおそれもあります。

今一度洗濯機の使い方を見直して、安全に洗濯してくださいね。

[文・構成/grape編集部]

出典 パナソニック

2024/10/31 12:21

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