【衆院選で落選】丸川珠代「テレビ業界復帰」濃厚でも「コメンテーターとしての需要はない」理由
10月27日に投開票が行なわれた衆院選。与党が15年ぶりに過半数割れとなり、政権交代が現実味を帯びる中、注目が集まっているのが「落選議員の今後」である。
「今回の衆院選で大きな争点となったのが自民党の裏金問題です。政治資金収支報告書に不記載があった議員は、党から公認の取り消しや、比例での重複立候補を認めないなどの処分を受けた。世間の風当たりも非常に強く、多くの『裏金議員』が議席を失う結果となりました」(報道番組関係者)
東京7区から小選挙区一本で出馬した自民党の丸川珠代氏もそのひとり。この報道番組関係者が続ける。
「選挙戦の序盤から劣勢が判明していた丸川氏は、街頭演説で『どうかお助けください』と涙ながらに訴えていたものの、あえなく落選。夫である大塚拓氏も埼玉9区で敗れたため、夫婦そろって議員バッジを失いました」
関心が寄せられているのが、丸川氏の今後。政界入りする前は、テレビ朝日でアナウンサーとして活躍していたことから、テレビ業界への復帰を有力視する見方がネットを中心に広まっている。
一方、前出の報道番組関係者は「『元国会議員』の立場で情報番組に引っ張りだこの金子恵美氏とは異なり、丸川氏にコメンテーターとしての需要はほとんどないのでは」と指摘する。
「丸川氏は“上から目線”のイメージが強いため、視聴者の共感が求められるワイドショーのコメンテーターには向いていない。また野党支持者を中心に根強いアンチがいて、彼女の出演番組自体も炎上させられかねない。こうした状況で積極的にオファーする番組があるとは、今のところは考えにくいですね」(前出・報道番組関係者)
はたして丸川氏の居場所は。
(塚原真弓)