リヴァプールとの契約は来夏で満了…レアルがアーノルドの動向注視、既に代理人と接触か
レアル・マドリードがリヴァプール所属のイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの動向を注視しているようだ。4日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
現在25歳のアーノルドはリヴァプールの下部組織出身で、2016年10月にトップチームデビューを飾った。ユルゲン・クロップ前監督の下で徐々に出場機会を増やしていくと、2021-22シーズンには右足から放たれる正確無比のキックを武器にプレミアリーグで12アシストをマーク。その後も右サイドバック(SB)の主軸として活躍を続け、ここまで公式戦通算318試合に出場し、19ゴール83アシストを記録している。
プレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献し、アルネ・スロット新監督が就任した今シーズンもここまで全試合に出場しているアーノルドだが、現行契約は2025年6月末で満了に。現時点で新契約締結の目処は立っておらず、今シーズン終了後の去就に大きな注目が集まっている。
今回の報道によると、レアル・マドリードが同選手に関心を寄せており、既に代理人と複数回に渡って連絡を取り合っているという。また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、レアル・マドリードがアーノルドの契約状況を注視していると指摘。リヴァプールは放出の意向を示していないものの、現時点で新契約締結に向けた交渉は行われておらず、選手側の意向も明らかになっていないようだ。
アーノルドだけでなく、来夏にはオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとエジプト代表FWモハメド・サラーの現行契約も満了となるリヴァプール。これまでリヴァプールを支えてきた3人の去就に引き続き注目が集まる。