チームを救う同点弾のマグワイア、指揮官への信頼を口に「十分な経験がある」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアが、ポルト戦を振り返った。3日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第2節が3日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でポルトと対戦。7分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制すると、20分にはラスムス・ホイルンドが追加点を挙げた。しかし、前半のうちに追いつかれると、50分には逆転弾を許し、81分にはブルーノ・フェルナンデスが2枚目のイエローカードで退場となった。それでも、90+1分にCKからマグワイアが頭で同点弾を決め、3-3のドローに終わった。
苦しみながら追いついたマンチェスター・ユナイテッドだが、今季ここまで公式戦9試合を3勝3分け3敗で終え、現在4試合未勝利となっている状況から、エリック・テン・ハフ監督への風当たりは強くなっている。
途中出場からチームを救う同点弾を決めた試合後、マグワイアはイギリスメディア『TNT Sports』で「正直に言うと、僕はこのクラブで6年間プレーしてきたので、それがどういうものかはわかっている。監督には十分な経験があり、対処法も知っているはずだ」と同監督への信頼を口にしながら、次のように試合を振り返った。
「試合のたびに分析をして、改善できる点について話し合っている。2-0でリードしているときはもう少し自信を持たなければならない。隙が多すぎた。そのことで罰せられてしまった。前半はボールを持っているときのプレーは良かったけど、持っていないときは悪かった」
「これは精神的な問題で、克服しなければならないことだ。2-0でリードしているときに失点すると、自信は少し失われるものだろうか。失点したときにチームを立て直して団結する必要がある。リーダーシップについて話すことはできる。それは簡単に口にできる言葉だ。成功したいのなら、これまでのように数分間で2失点を許してはならない」