ミランFWモラタ、市長に新居を“漏洩”されて怒り心頭「市民を守る能力が欠如しているせいで…」
ミランに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが、思わぬ理由によって引っ越しを余儀なくされた。
今年7月に、アトレティコ・マドリードからミランに完全移籍で加入したモラタ。セリエAで4試合に出場して2ゴールをマークしているものの、うち先発は2試合と今ひとつパウロ・フォンセカ監督の信頼を掴みきれていない。
今夏にミランへ加入したモラタは、ミラノ市の西にあるコルベッタ市に新居を購入していた。しかし、同市の市長を務めているマルコ・バッラリーニ市長が2日に自身の公式インスタグラムで「私はインテルの大ファンだが」と前置きしたうえで「早すぎるエイプリルフールではない。欧州王者のアルバロ・モラタは私たちの新しい住人だ」と投稿したことで、新居が漏洩。モラタは家族の身の安全を考慮したうえで引っ越しの必要に迫られた模様だ。
当然、モラタは怒り心頭。「親愛なる市長、僕のプライバシーを侵害してくれてどうもありがとう。幸いにも僕は貴重な財産を持ってきていない。唯一の宝は子どもたちだが、あなたはその安全を危険にさらした」とインスタグラムにメッセージをつづった。
さらにモラタは「コルベッタが一定のプライバシーを保障してくれることを期待していたけど、SNSの使い方と市民を守る能力が欠如しているあなたのせいで、すぐに家を引っ越さなければならなくなった」と続けた。
なお、一連のやりとりはバッラリーニ市長が大ファンと公言していたインテルのクラブエンブレムとカラーを添えて「チャオ、チャオ」とメッセージを送ったところで区切りが付いている。