ドイツサッカー協会（DFB）は3日、今月のUEFAネーションズリーグに臨む同国代表メンバーを発表した。

　自国開催のEURO2024でベスト8という成績に留まったドイツ代表は、大会終了後にはトニ・クロース氏が現役生活を終えたほか、マヌエル・ノイアー（バイエルン）やイルカイ・ギュンドアン（マンチェスター・シティ）、トーマス・ミュラー（バイエルン）ら長年に渡ってチームを支えてきた“重鎮”が次々と代表引退を表明。1つの時代に終止符が打たれ、FIFAワールドカップ26に向けて新たなスタートを切ることとなった。

　そんななか、先月には2024－25シーズンのUNLが開幕。リーグA・グループ3に組み分けられたドイツ代表は、ハンガリー代表との初戦を5－0で飾ると、オランダ代表とは2－2で引き分け、現在は1勝1分・勝ち点「4」で首位に立っている。今月は現地時間11日にアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナ代表と戦い、14日にはオランダ代表をホームに迎える。

　ユリアン・ナーゲルスマン監督はジョシュア・キミッヒやジャマル・ムシアラ（ともにバイエルン）、フロリアン・ヴィルツ（レヴァークーゼン）、カイ・ハヴァーツ（アーセナル）らお馴染みのメンバーを順当に選出。9月の代表メンバーからは外れたアントニオ・リュディガー（レアル・マドリード）も招集されている。さらに、セルジュ・ニャブリ（バイエルン）が昨年11月以来の復帰を果たし、ティム・クラインディーンスト（ボルシアMG）は初招集となっている。

　今回発表されたメンバーは以下の通り。

▼GK

オリヴァー・バウマン（ホッフェンハイム）

ヤニス・ブラスヴィヒ（ザルツブルク／オーストリア）

アレクサンダー・ニューベル（シュトゥットガルト）

▼DF

ヴァルデマール・アントン（ドルトムント）

ベンヤミン・ヘンリヒス（ライプツィヒ）

ジョシュア・キミッヒ（バイエルン）

ロビン・コッホ（フランクフルト）

マクシミリアン・ミッテルシュテット（シュトゥットガルト）

ダヴィド・ラウム（ライプツィヒ）

アントニオ・リュディガー（レアル・マドリード）

ニコ・シュロッターベック（ドルトムント）

ヨナタン・ター（レヴァークーゼン）

▼MF

ロベルト・アンドリッヒ（レヴァークーゼン）

クリス・ヒューリッヒ（シュトゥットガルト）

パスカル・グロス（ドルトムント）

ジャマル・ムシアラ（バイエルン）

アレクサンダル・パヴロヴィッチ（バイエルン）

アンジェロ・シュティーラー（シュトゥットガルト）

フロリアン・ヴィルツ（レヴァークーゼン）

▼FW

セルジュ・ニャブリ（バイエルン）

カイ・ハヴァーツ（アーセナル）

ティム・クラインディーンスト（ボルシアMG）

デニス・ウンダヴ（シュトゥットガルト）