菅原由勢所属のサウサンプトン、今月中にも監督解任を決断? 開幕6試合で未勝利
日本代表DF菅原由勢が所属するプレミアリーグのサウサンプトンを率いるラッセル・マーティン監督が解任される可能性があるようだ。2日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
現在38歳のマーティン監督は、昨季サウサンプトンの指揮官に就任すると、チャンピオンシップ(イングランド2部)の熾烈なプレーオフを制し、1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。しかし、自身初となるプレミアリーグではここまで5敗1分と低迷。現在19位に沈んでいる。
『talkSPORT』によれば、クラブの上層部ではマーティン監督の進退への意見が分かれており、クラブオーナーのドラガン・ソラック氏は続投に疑問を抱いている模様。一方、マーティン監督を指揮官に抜擢したフットボールディレクターのスムス・アンカーセン氏からは一定の評価を得ているようだが、そのアンカーセン氏がオーナーからの信用を得られていないと報じられている。
マーティン監督は、1日に行われたプレミアリーグ第6節ボーマンス戦で1-3と大敗した後、「我々は弱かった。問題は、プレースタイルは忘れて、走って適切に戦おうとせず、接触しようとせず、それぞれが自分事として考えていなかった」と自チームを厳しく非難し、チーム内の不和を感じさせていた。
『talkSPORT』は、次節のアーセナル戦での結果がどうであれ、状況が好転する可能性は低いと指摘。同国メディア『ミラー』も、10月の国際試合による中断期間で進退について大きな進展があると主張している。果たして、38歳の若き指揮官は自身初となるプレミアリーグで生き残ることができるのだろうか。