京都新聞杯覇者ジューンテイクに左前浅屈腱炎が判明 9か月以上の休養の見込み
今年の京都新聞杯を制し、菊花賞に出走予定だったジューンテイク(牡3、栗東・武英智厩舎)に左前浅屈腱炎が判明した。今後は9か月以上の休養を要す見込み。JRAが3日、ホームページで発表した。
ジューンテイクは父キズナ、母アドマイヤサブリナ、母の父シンボリクリスエスという血統。「ジューン」の冠名で知られる吉川潤氏の所有馬で、きょうだいに今年の東京JS覇者ジューンベロシティや昨年のフィリーズレビュー3着馬ジューンオレンジなどがいる。
昨年7月にデビュー勝ちを収めると、12月に1勝クラスを突破。暮れの朝日杯FSで11番人気ながら4着と好走し、その後もリステッドで堅実な走りを見せる。今年5月の京都新聞杯で、初タッグとなった藤岡佑介騎手とのコンビで待望の重賞初制覇を果たし、日本ダービーにも挑戦。本番では10着だったが、秋始動戦となった9月の神戸新聞杯で2着と改めて力を示し、菊花賞への期待が高まっていたところだった。
(JRAのホームページより)