FW大橋祐紀が“28歳”で代表初招集! 森保監督は期待大「思い切って、年齢関係ない」
日本代表を率いる森保一監督が、初招集となったFW大橋祐紀(ブラックバーン/イングランド)について語った。
1996年7月27日生まれの大橋は現在28歳。今夏にサンフレッチェ広島からブラックバーンに加入すると、デビュー戦で即移籍後初ゴールをマークしたのを境に、ここまで公式戦10試合に出場し5得点を記録。さらに、8月度のクラブ月間最優秀選手賞にも選出されるなど、欧州初挑戦ながらも存在感を発揮していた。
同選手は世代でいうと、森保監督が兼任していた東京五輪世代の前にあたる。28歳での初招集は“遅咲き”の部類に入るが、同指揮官は「同程度の力なら若い選手を招集するという方針も考えられるかもしれませんが、28歳の彼がW杯、その先を見据えたときに、招集されるということは、これまでは中々ありませんでしたけど、我々は見ているということを色んな選手に知ってもらいたい」と強調しつつ、「若手、ベテランを問わず、明らかに結果を出している、存在感を発揮しているのであれば、誰にでもチャンスがあります。大橋選手の招集を通して、色んな人に日本代表として世界の舞台で闘いと、思ってもらえれば嬉しいです」と語った。
続けて、「我々のスカウティング網が、たとえばイングランドであれば、プレミアリーグだけでなく、2部のチームも見ているということ。それはヨーロッパ全土もですし、アメリカやJリーグで活躍している素晴らしい選手がいることもしっかり見ています。スカウティングのネットワークをできる限り広げた上で、毎回、選手を選んでいることを再認識してもらえると嬉しいです」とも述べた。
最後に、森保監督は「本人には、普段やっていることを代表の舞台でも発揮してもらえるように、思い切って、年齢関係ないので、チャレンジしてくれればと思います」と期待を寄せている。
なお日本代表は、今回の活動で10日(日本時間11日)にサウジアラビア代表と、15日にオーストラリア代表と対戦する。