リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、クラブ新記録を樹立した。2日、クラブ公式サイトが伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・リーグフェーズ第2節が2日に行われ、リヴァプールは」ボローニャと対戦。11分にアレクシス・マック・アリスターが先制点を挙げると、75分にはモハメド・サラーが追加点を挙げ、2－0で勝利を収め、CL開幕から2連勝を飾った。

　ユルゲン・クロップ前監督の後任として今夏からリヴァプールを率いているスロット監督にとってはこの試合が公式戦9試合目となったが、これが8勝目（1敗）となり、最初の9試合で8勝を記録するクラブ史上初の快挙を達成したことが伝えられている。

　クラブ新記録を樹立したことについて試合後、スロット監督は「私はあまり結論を出したりしないが、素晴らしい監督たちがここで働いて、多くの特別なことをしてきたので、それは素晴らしいことだね」と喜びを口にしながら、さらなる記録を残すことに意欲を示した。

「ただ1年後、2年後、3年後に皆が私のことを覚えている唯一のことにならないことを願っている。なぜなら、私がどれだけ長くここにいられるかはわからないからね。もし、最初の9試合で8勝を挙げた監督だとだけ言われるのなら、私はそれよりももっと特別なことをしたいと思っている」

「しかし、これは多くのことを物語っている。ユルゲン・クロップがこのクラブを去った後、私が引き継いだチーム、選手たちがどれだけ努力をしたのか、そして私のスタッフたちがこの結果を出すためにどれだけ私を助けてくれたのかということについて多くのことを物語っている。だが、もう一度言うが、私は最初の9試合のうち8勝したことだけが記憶に残るよりも、もっと特別なことを成し遂げたいと思っている」

　リヴァプールは次戦、5日にプレミアリーグ第7節で日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスと対戦する。

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