手越祐也『イッテQ』復帰確定で…「地上波テレビ追放される必要なかった」と同情論
元NEWSの手越祐也が、かつてレギュラー出演していた日本テレビ系の人気バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』に近日中に復帰することが確定した。旧ジャニーズ事務所の崩壊が復帰を可能にしたとの見方が強く、これをきっかけに「なぜ地上波テレビから追放される必要があったのか」と疑問や同情の声が噴出している。
9月29日に放送された同番組のラストで、宮川大輔による人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」の予告が流れ、内村光良が6年ぶりに参戦すると発表された。サプライズはそれで終わらず、ハッピ姿の宮川に「網で捕獲される」という演出で手越が久々に登場。近日中に「男3人祭り」として公開されることが決定した。
これに対して、ネット上の視聴者たちは「手越くんがイッテQに復活!」「もう絶対にないと思ってたので、嬉しすぎます!」「よかった、復帰させない理由がない」「鳥肌立った…楽しみすぎる!」などとお祭り騒ぎに。手越はなにかと賛否を呼ぶキャラクターだが、今回は歓迎ムード一色となっている。
手越は旧ジャニーズ事務所に在籍していた2020年、コロナ禍の緊急事態宣言下に2度も女性と夜遊びしていたと報じられたことで活動自粛処分に。手越は同年6月に事務所を退所し、同時に『イッテQ』などからも降板した。以降は全国ネットの地上波テレビから「追放」状態が続いていた。
昨年3月には、ネットメディアのインタビュー記事で「『イッテQ』に僕がいたほうが『楽しい』『見たい』と言ってくれる視聴者がいるなら、僕は別の活動で十分マネタイズできているのでギャラ0円で出ます。番組に対して恩返ししたいという思いがあるので」などと『イッテQ』への復帰をアピールしていたが、難しいとの見方が強かった。しかし、その情熱が番組側に届いたのか、急転直下の復帰決定となったようだ。
これを受けて、ネット上ではそもそも論として「手越は地上波から追放される必要があったのか」と疑問の声も噴出している。
先述したように、手越は緊急事態宣言中に夜遊びをしていたという落ち度はあったものの、犯罪やフワちゃんのような暴言など、何年も地上波テレビに出演できなくなるほどの不祥事を起こしたわけではない。最大の原因とみられるのは「当時健在だったジャニーズ事務所からケンカ別れのようにして退所したこと」で、手越が地上波に出られなくなったのは各テレビ局が旧ジャニーズに「忖度」した結果だとみられる。
旧ジャニーズは性加害問題の影響で崩壊し、業界内の「忖度」も急激に弱まった。旧ジャニーズの顔色をうかがう必要がなくなったからこそ、手越の番組復帰が実現したのだろう。となれば、「もともと手越は地上波テレビから追放されるべきではなかった」「業界の忖度文化の被害者」といった指摘が上がるのも当然だ。
ネット上では「コロナ禍に夜遊びしてただけで、何年も地上波に出演できなかったのは可哀そう」「手越はジャニーズのせいで追放されただけだから気の毒」などと同情の声が湧き起こっている。こうした意見が強まれば、『イッテQ』への復帰を足掛かりとして地上波での完全復活も期待できそうだ。
近いうちに『イッテQ』では数年ぶりとなる決めゼリフ「ティッ!」を聞くことができそうで、ここから手越の逆襲が始まる可能性もありそうだ。