「『おまかせ』終了報道」和田アキ子を“増長”させ“自滅”に導いた「“ご意見番”なる称号」の功罪!
歌手の和田アキ子が司会を務める日曜お昼のバラエティ番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)。1985年から放送が始まり、今年10月には放送開始40年を迎える長寿番組だ。
ただ、それを機に番組が打ち切りになるのではないかと9月24日号の「女性自身」が報じている。その引き金となったのは、9月11日放送で、パリ五輪女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花選手に対する「トド発言」ではないかとの内容だった。
同番組に和田が起用されたのは、芸能界のみならず、著名人やスポーツ選手など広い交友関係を持つ和田が、歯に衣着せぬ物言いで “ご意見番”として活躍していたことにある。
実際、番組でも、時には厳しく、時には鋭い発言をして、世間から注目されたことも少なくない。
「以前は、和田の発言がマスコミを賑わしたこともあり、記者たちがこぞって視聴するということもありました。また、和田の発言が問題視されるたびに視聴率がアップするという現象もありました」(週刊誌記者)
しかし、コンプライアンス重視の時代の流れやネットの発達もあり、たびたび炎上騒ぎになることもあった。
「結局、世間が“ご意見番”なる称号を与え、持ち上げたことが、和田を増長させることになったように思います。いつしか和田は“大御所”とも称されるようになり、周囲のスタッフやタレントもそのように扱うようになった。ただ、時代の流れは変化している。その流れに乗り遅れたというか、対応できなかったのが、和田と和田を取り巻く人たちです。それが、和田の冠番組終焉につながったんだと思います」(テレビ誌ライター)
近年は、体調不良もあった和田。そろそろ、本業の歌手だけに専念するほうがいいのかもしれない。