アーセナルは3日、今夏に加入した元イングランド代表FWラヒーム・スターリングの背番号が「30」に決定したことを明かした。

　現在29歳のスターリングはこれまでにリヴァプール、マンチェスター・シティ、チェルシーでプレー。昨季は公式戦43試合のピッチに立って10ゴール8アシストを記録したものの、負傷の影響もあって時間の経過とともに出場機会が減少。今夏よりチェルシーの指揮官に就任したエンツォ・マレスカ新監督は、2列目に多くの選手を抱えていることから、スターリングを構想外とみなしていた。このような背景から、今夏の移籍市場最終日にあたる8月31日、“デッドラインデー”にアーセナルへのレンタル移籍加入が発表されていた。

　スターリング加入が発表された31日、アーセナルはプレミアリーグ第3節で日本代表MF三笘薫が所属するブライトンと対戦し、1－1で引き分けた。同試合にはスターリングも観戦に訪れており、『エミレーツ・スタジアム』に姿を見せていた。

　なお、アーセナルの背番号「30」は近年ではアメリカ代表GKマット・ターナー（現：クリスタル・パレス）、イングランド代表FWエディ・エンケティア（現：クリスタル・パレス）、元イングランド代表MFエインズリー・メイトランド・ナイルズ（現：リヨン）、元韓国代表FWパク・チュヨン（現：蔚山現代）らが着用していた。

　早ければ、インターナショナルマッチウィーク明けの15日に予定されているプレミアリーグ第4節、トッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”がスターリングにとってのアーセナルでのデビュー戦となる可能性がある。

【公式発表】スターリングの背番号は「30」