【180円】びっくりドンキー系列店で「ご飯をビリヤニに変更」してみたら祭になった / Dishers(ディッシャーズ)

びっくりドンキーのハンバーグの味って唯一無二だ。平べったい系で表面がカリッとするくらい火の通った香ばしさと肉汁のハーモニーは、なんでもない時に食べたくなる。ハマり始めたら止まらない癖になる味というヤツだ。

実は、最近個人的にびっくりドンキーブームが到来していたので、調べていたところ、姉妹サイトのPouchに興味深い情報が書かれていた。え!? そんなことできんの?

・系列店

そのPouchの記事というのは2024年8月25日に公開された「【やりたい放題】びっくりドンキーの新業態「Dishers(ディッシャーズ)」がおひとり様に最高かもしれない理由」という記事。

本記事はびっくりドンキーの系列店であるディッシャーズのホスピタリティも含めた紹介となっている。ディッシャーズはロケットニュース24でも何度か紹介されているため、びっくりドンキーがファミリーレストランから一段軽やかになったような印象は知っていたのだが、本記事には次のような文章が書かれていた。

「2024年8月5日からはライスをビリヤニに変更、トッピングでタンドリーチキンを追加できるらしい。食べたすぎません?」と。何それ、食べたすぎる。

・ハンバーグはびっくりドンキーだけど

さっそく、西新宿にあるディッシャーズへと来てみました。メニューを見ると、ハンバーグやプレートの雰囲気からランチタイムに味噌汁がつくところなどは、びっくりドンキーを感じさせる。一方、サラダがディッシュサラダじゃなく普通のサラダだ。

で、確かにビリヤニをやっている様子。ビリヤニにビーツのヨーグルトがついているのがちょっと良い。私(中澤)は南インド料理専門店「アーンドラ・ダイニング」のビリヤニをたまに食べる程度だけど、甘くないヨーグルトついてるしな。

中に入ってみると、びっくりドンキーみたいながっしりしたファミリー仕様ではなく、どちらかと言うとオープンでフラッと入りやすい気軽な雰囲気がある。松屋みたいだ

・チキンビリヤニ

プレートは、決まったメニューがあるわけではなく、何を入れるかを選ぶ方式。ちなみに、プレートのご飯をチキンビリヤニに変更する場合はプラス180円。大盛はプラス290円。っていうか、チキンビリヤニ単品でも税込380円と専門店に比べると大分安い

注文はチキンビリヤニ大盛と、びっくりドンキーと言えばこれなチーズハンバーグ。だけにしようかと思ったが、ついでだタンドリーチキン2個(280円)もつけてしまえ!

失礼、トッピングを見てついついハシャいでしまった。しかし、それゆえに運ばれてきたプレートは……

祭!

チーズハンバーグとタンドリーチキン、チキンビリヤニがギュウギュウに詰まったプレートは、びっくりドンキーですら叶わない夢が詰まっている。ディッシャーズ例大祭、ここに開・幕!!

・タイ米などではない

米は細長い米ではなくいつもの米なので、パツッと切れる食感とは違うが、パラパラめに仕上げられておりチキンもちゃんと入ってる。

タンドリーチキンもサイズとしては粒だが唐揚げみたいな感じじゃなく、ちゃんとタンドリーしており、素材としては日本オーラが漂うものの、素人的にはアリな味に感じた

しかも、訪れたのはランチタイムだったので味噌汁がついてきた。ディッシャーズでしかありえないセットが爆誕してしまっている。今日は例大祭であり生誕祭だ

・名前の由来

なお、公式サイトによると、ディッシャーズの名前の由来は、びっくりドンキーのアイデンティティであるハンバーグディッシュを作り上げた職人たち(ディッシャーズ)の想いを受け継ぎつつ新たな歴史を紡ぐという意味が込められているらしい。

新たな一歩という意味では非常にディッシャーズらしいと言えるこのビリヤニ変更。小耳に挟んだだけでも食べたすぎるが、実際にやるとプレートも心もマジで祭になることが判明したのであった。

・今回紹介した店舗の情報

店名 ディッシャーズ新宿住友ビル店

住所 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル B1F

営業時間 平日7:00~21:00 / 土日祝11:00~21:00

定休日 無休

参考リンク:Dishers

執筆:中澤星児

Photo:Rocketnews24.

2024/9/3 15:00

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