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身なりに気を使っているのは伝わったとしても、残念ながら周囲からは「あの人、惜しいよね」と思われやすい装いもあります。メイクの印象は全体のイメージを左右するので、同じようなメイクでも「質感」ひとつで素敵にもなれば、残念にもなってしまうのが怖いところ。

不名誉な「惜しい！」を回避するには、使うコスメに気を配るのが近道です。

自身も40代である時短美容家の並木まきが、 “惜しいオバサン”なイメージを醸しがちなデンジャラスコスメのお話をします。

40代にはここが惜しい！コスメ1：ベタつきのあるファンデーション

どんなにセミマット肌に注目が集まろうとも「やっぱりツヤ肌こそ美肌！」と感じている40代は思いのほか多く、私の周囲でも「肌にツヤがないと、途端に老けて見えるから……」とツヤ肌を信奉する女性が少なくありません。

一方、40代の肌には季節に関係なく乾燥が気になりやすい面もあるため、「保湿」と「ツヤ」を重点キーワードにファンデーション選びたくなるもの。しかしこれが「惜しい！」を招く原因になる場合もあるので要注意です。

保湿とツヤを備えているファンデーションは、肌との相性によっては「ベタつき」にしか見えない場合も多く、さらには40代の肌のアラがテカテカ感によって強調されてしまう原因にもなりかねません。

一般的には、保湿感とツヤを備えるベースメイクは美肌見せとされているだけに40代には意外な盲点になりやすく、保湿もツヤも「適度」であればベストな選択ながら、「ベタつき」までいってしまうと途端に「惜しい！」となるわけです。

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