俺たちの「かつや」、つけ麺みたいなノリで『おろしつけカツ定食』を新発売! さっぱりする気があるのかは不明!!

いやぁ~業火業火! 隣にイフリートでも越してきたんか? ってくらい地獄の業火(酷暑)続きの毎日である! お昼はラーメンにしようと思っていたけど、さすがに暑いから今日はつけ麺かな。

俺たちの「かつや」も2024年8月16日より、期間限定でつけ麺みたいなさっぱり系の新商品を販売しているぞ。その名も、おろしつけ麺……と見せかけてカツ定食! いやさっぱりしてねェェェェエエエエ!! 業火業火ァァァァァァアアアア!!

・「かつや」新商品

待望の「かつや」新商品は、3種のフライをつけ汁で食べる『おろしつけカツ定食』である(税込979円)。いつもと違って丼がないため、問答無用で定食を選択とあいなった。

その実物がこちら!

もっと引っ張ろうかとも思ったが、“かつや者” たちの熱気で店内も業火(アチ)いのでここは自重しておく。さて、本作『おろしつけカツ定食』の主役はこちらの揚げ物三銃士だ。

ロースカツ!

チキンカツ!

そしてアジフライ!

レギュラー陣のロースとチキンに加え、アジフライとはなかなか珍しいゲスト揚げ物ではないか。まさにアジな真似。大きさも申し分なしである。

で、この揚げ物三銃士を受け止めるのが、こちらの大根おろし入り特製つけ汁だ。

ポン酢系か? と思いきや、ちょいと舐めてみた感じ……ほうほう。かつおの風味が効いていて、どちらかというと蕎麦つゆに近い気がする。あと何ていうか……

_人人人人_

> 濃ッ <

 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄

・味の濃さも全力

さすが俺たちの「かつや」。さっぱりとか、薄口とか、ローカロリーとか、そういったヘルシー志向とは真逆を爆走する超ストロングテイストだ。なので、どっぷりつける必要はない。ちょいづけでいいと思うぞ。その結果……

アジフライうっま!

衣サクサク、身はフワフワの理想的なアジフライだ。「かつや」は今回の新商品のプレスリリースで、粒子の大きさにもこだわった究極の生パン粉を使用していることを前面に押し出しているが、たしかにそれも頷ける。

おかげで、つけ汁にくぐらせても衣がべちゃっとせず、サクサク食感が少しも損なわれないのだ。「我々はどんな汁物にも決して屈しない」と言わんばかりである。お前がつけ汁で食えって出してきたんだろ。

同様にロースカツ・チキンカツでも試したが、個人的にはチキンカツの方がつけ汁との相性はいいように感じたかな。いずれにせよ、いつもの「かつや」とはまた違った新鮮な味わいと言えるだろう。

しかしその数分後……!

つけ汁で食べていた私(あひるねこ)に、無情にもある禁断の欲望が襲い掛かる。うあ゛あ゛……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! ダ、ダメだ! それをやったら地獄の業火に焼かれるーーーーー!!

この残ったカツ……

ソースで食いてぇ……!

・味変欲求

一応断っておくが、つけ汁の力不足というワケではない。ただ、この多様性の時代。別につけ汁だけで食べる必要もないだろうと言っているのだ。

人種、性別、信仰……そして調味料。『おろしつけカツ定食』の中では、あらゆる属性の共存が許容される。いっそのこと『おろしつけダイバーシティ定食』に改名してはいかがか。

まあ、要は半分をつけ汁で、もう半分をソースで食べたら2倍おいしいよ! という話だ。思っていたよりボリュームもあるので、未食の “かつや者” 諸君は一度ご賞味あれ。ではまた。

参考リンク:かつや

執筆:かつや者・あひるねこ

Photo:RocketNews24.

★「かつや」関連の記事はこちら → シリーズ「かつや激闘集」

2024/8/22 14:55

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