実は日本生まれ!「ドライカレー」の作り方と人気レシピ13選〜キーマカレーとの違いも解説

長時間煮込まずに作れる「ドライカレー」は夏にぴったり!

スパイシーな風味で食欲をそそり、ナスやピーマンなどの夏野菜もおいしくたっぷり食べられます。

今回は、旬の夏野菜を使ったドライカレーの作り方のほか、ドライカレーの人気レシピ、アレンジレシピなど【13選】をご紹介。

一見、同じに見える「キーマカレー」との違いについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

■「ドライカレー」と「キーマカレー」の違い

キーマカレー

「キーマカレー」と「ドライカレー」はパッと見ただけでは同じカレーのように見えますが、実は違いがあります。

まず、キーマカレーはカレーの本場、インド発祥のカレーです。キーマという言葉にはヒンディ語やウルドゥー語で「ひき肉(細かいもの)」を指し、調理法に関係なく、ひき肉を使ったカレー全般を「キーマカレー」と呼びます。

一方のドライカレーは汁気が少ないカレー全般を指します。日本生まれのカレーであり、通常のカレーのレシピと比べて、短時間で作りやすいのが特徴です。カレー風味のチャーハンやピラフなどもドライカレーに含まれます。

▼キーマカレーのおすすめレシピはこちら!

■夏野菜たっぷり【ドライカレー】の作り方

具材を炒めたら、煮込まずに時短で完成! ケチャップ入りでお子様でも食べやすく、ゴーヤやパプリカなど夏野菜をたっぷり使って栄養満点です。仕上げにカッテージチーズをトッピングするとよりおいしく、カルシウムも補給できます。

夏のドライカレー

【材料】(2人分)

ご飯(炊きたて) 茶碗 2~3杯分

合いびき肉 150g

ゴーヤ 1/2本

赤パプリカ 1/2個

セロリ(葉側) 1/4本

ニンニク(みじん切り) 1片分

ショウガ(みじん切り) 1/3片分

  砂糖 大さじ 1

  しょうゆ 小さじ 2

  カレー粉 大さじ 1~1.5

  ウスターソース 大さじ 1.5

  ケチャップ 大さじ 2

塩コショウ 少々

オリーブ油 大さじ 1.5

カッテージチーズ(裏ごしタイプ) 大さじ 2~3

【作り方】

1、ゴーヤはスプーンで種とワタを取り除き、1cmの角切りにして分量外の塩をもみ込む。水分が出てきたら熱湯をかけて水洗いし、水気を絞る。赤パプリカはヘタと種を取り、セロリは筋を引いて1cm角に切る。セロリの葉は細かく刻む。

2、フライパンにオリーブ油、ニンニク、ショウガを入れて弱火で炒める。香りがたってきたら強めの中火でセロリ、ゴーヤを炒め、合いびき肉を加え炒め合わせる。

3、合いびき肉の色が変わったら赤パプリカを炒め合わせ、<調味料>の材料を加えて全体にからめるように炒め、塩コショウで味を調える。ご飯をよそった上にのせてカッテージチーズを散らす。

■ドライカレーの人気レシピ10選

・半熟卵のせドライカレー

たっぷりの野菜とひき肉をカレー粉で炒めたら、赤ワインを加えて少し煮込むのがポイント。コクと深みが出て、本格的な仕上がりです。半熟卵を崩しながら食べると、まろやかになって一層おいしさもUPします。

・たっぷり野菜の牛ひき肉ドライカレー

牛ひき肉でドライカレーを作れば、ちょっぴりリッチな味わいに。噛むたびに旨味が広がります。野菜がおいしく食べられるのも魅力です。白米をターメリックライスにするだけで、食欲をそそる一品になりますね。

・チーズインドライカレー

コーンやプロセスチーズが入れることで甘みとコクが増します。お子様に大人気のドライカレーです。パパッと手軽に作れるうえに、一皿で必要な栄養が補えます。忙しい日のランチや夕飯におすすめ。

・本格派ドライカレー

お店の味に近づけるには、トマト缶を使うのがコツ。トマトの水分で煮込むため、素材の旨味が凝縮されます。仕上げにミックススパイス「ガラムマサラ」をプラスすれば、香り高い仕上がりに!

・キノコたっぷりカレー

キノコでしっかりかさ増しできて、旨味もUP! あえてみじん切りにせず、大きさを残すことで独特の食感を楽しめます。キノコは1種類よりも、数種類を組み合わせるのがおすすめです。

・焼きドライチーズカレー

ドライカレーにピザ用チーズをたっぷりのせ、オーブンでこんがり焼き上げます。喫茶店のメニューのようで、手軽にごちそう感がUP。香ばしい匂いが漂うため、食欲増進も間違いなしです。家族みんなが喜んでくれそうですね。

・大豆ドライカレーライス

大豆のホクホクとした歯ごたえがドライカレーにマッチ! お肉が少量でも満足度があり、ヘルシーで栄養満点です。時間がたつにつれて大豆にもカレー味がしみ込み、豆の甘さが引き立ちます。

・豆腐ドライカレー

ドライカレーの具を木綿豆腐と鶏ひき肉にすることで、カロリーオフを実現。豆腐ならではのふんわり食感を残すためには、しっかりと水気を切ることがポイントです。ぜひスパイスを効かせましょう。満足感がUPしますよ。

・納豆入りドライカレー

納豆とカレーは意外にもよく合い、一度食べるとハマること間違いなし! カレー粉のスパイシーな香りで納豆のくせが和らぎます。手軽に発酵食品が摂れて、腸活にも最適です。

・サバ缶で手軽にドライカレー

サバの水煮缶を汁ごと使用することで、時短で旨味たっぷりに仕上がります。臭みがなく、魚嫌いなお子様も食べてくれそうです。DHAやEPAといった栄養素をたっぷり摂れるのも、うれしいですね。ぜひ一度味わってみてください。

■ドライカレーの<アレンジ・リメイク>レシピ3選

ドライカレーはさまざまな料理にアレンジできます。作り置きしておくと何かと便利ですよ。

・ドライカレーコロッケ

1食分のドライカレーをマッシュポテトと合わせたら、立派なカレーコロッケに大変身! しっかり味なので、何もつけなくてもおいしいです。ひと口サイズにすれば、お弁当にも良さそうですね。

・ドライカレーレタス包み

スパイシーなドライカレーをレタスで包んで、さっぱりと召し上がれ。お子様も無理なく野菜を食べられそうですね。大人はビールのおつまみとして最高! ご飯を一緒に包んでもいいですね。

・ドライカレーサンドイッチ

ドライカレーとせん切りキャベツをたっぷりはさめば、ボリューム満点のスパイシーサンドイッチの出来上がり。スパイスが食欲を刺激します。いつもとは違うサンドイッチを味わいたくなったらトライしてみてくださいね。

ドライカレーのトッピングに目玉焼きやチーズ、グリルした旬の野菜などをのせるだけでも、彩りがプラスされて豪華な一皿になります。今回ご紹介したレシピを参考にして、いろんなバリエーションで楽しんでみてくださいね。食欲が落ちる夏だからこそ、しっかりと食べて、うだるような暑い日々を乗り越えましょう!

2024/8/22 7:00

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