京都最古の禅寺「建仁寺 両足院」にて水墨画家・土屋秋恆氏の「脳内之万象」展開催中

京都最古の禅寺「建仁寺 両足院」では、古典水墨画の師範でありながら、数々のハイブランドとのコラボレーションや国内外での展示活動を行う水墨画家・土屋秋恆(つちや・しゅうこう)氏による「京都 建仁寺両足院 - 脳内之万象 -」特別展示を、8月19日(月)~25日(日)の期間開催中。人体と自然の繋がりをテーマに描かれたアート作品「脳内之万象」「心内之万象」が展示されている。

世界的な活躍をする古典水墨画の師範

水墨画家、南北墨画会師範、ステインアーティストの土屋秋恆氏。18歳で水墨画を始め、2年という異例の早さで師範となる。

古典的技法への高い技術と現代的な画材やテーマを導入する独自のスタイルで注目を集め、松蔭神社、東霧島神社、深谷薬師瑠璃光寺等が作品を所蔵するほか、アメリカ、スペイン、インドなど世界各国での展示やブータン国王室への作品寄贈も。クリスチャン・ディオールやフェラーリなど、数々のハイブランドやミュージシャンなど国境とジャンルを越境した創作活動を展開する。

日本書画展褒章受賞、全国水墨研究会合同展 無鑑査大賞受賞。

自身の精神と感情の奥底にあるものを表現した作品群

高い技術力とともに、土屋秋恆氏はその独自の美学を現代に昇華させ、伝統的な水墨画に新しい息吹を吹き込んでいる。

「脳内之万象」展は、同氏がコロナ禍を通じて内面と深く向き合い、自身の精神と感情の奥底にあるものを表現した作品群を展示している。これらの作品は、従来の水墨画の枠を超え、訪れる人に深い瞑想のような体験をもたらし、自己を内観する時間へと導いてくれる。

同氏の作品は、静寂と動静が共存する空間を創り出し、観る者の心に深い余韻を残す。美しい両足院の境内と庭園の静寂とともに、作品のエネルギーから与えられる心と体がリセットする特別なひとときを体感してみては。

特集記事も公開中

また、今回の展示に先がけて、蔦屋書店ポータルサイトにて特集記事「【特別対談|土屋秋恆×吉田山】伝統芸術を起点に日本の輪郭をアクチュアルに引き直す表現者たちの挑戦」が公開されているので、そちらもあわせてチェックしてみて。

■「京都 建仁寺両足院 - 脳内之万象 -」特別展示

開催期間:8月19日(月)~25日(日)午後1時~午後5時

会場:建仁寺 両足院

住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町591

拝観料:¥1,000

土屋秋恆 HP:https://www.shukoutsuchiya.com

土屋秋恆 Instagram:https://www.instagram.com/shukou_tsuchiya

蔦屋書店ポータルサイト特集記事:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/41949-1401420802.html

(鈴木 京)

2024/8/20 18:23

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