恨み晴らさでおくべきか…岸田文雄が自民党総裁選で爆発させる「たまりにたまった怨念」

 岸田文雄総理の不出馬宣言で一気に注目度が増している、自民党総裁選。石破茂、加藤勝信、上川陽子、河野太郎、小林鷹之、斎藤健、高市早苗、林芳正、茂木敏充、小泉進次郎…そんな面々が立候補に意欲を示すなど「乱立」状態だが、注目されているのが「岸田の怨念」である。

「茂木憎し」「旧安倍派の5人衆潰し」…今後、岸田総理がキングメーカーとして君臨するため、そしてこの「怨念」をぶつけるため、総裁選では影響力を発揮する考えだという。

 8月14日の不出馬会見で、岸田総理の呪詛は以下の言葉に集約されている。

「選ばれた総裁は今度こそオール自民党でドリームチームを作って、信頼回復に向けてしっかりと取り組んでもらいたい」

 なぜ岸田政権は「ドリームチーム」でなかったのか。

「政治資金規正法改正案をめぐる問題で、茂木幹事長はいっさい汗をかかず、政権を引っ張りました。そもそも旧安倍派が裏金作りをやめていたら、岸田政権はもっと長期政権になっていた。旧安倍派5人衆に対する恨みはかなりのものです。会見の言葉は茂木幹事長と旧安倍派5人衆がいたせいでドリームチームにならなかった、という意味です」(全国紙政治部デスク)

 茂木派ではボスの他に、加藤元官房長官が立候補を模索している。その背後には菅義偉前総理がいるが、加藤氏が出馬できて、茂木氏が推薦人を集められなければ、茂木氏の将来はない。岸田総理は菅氏とは関係がよくないが、自民党関係者によると、

「岸田総理は加藤氏にエールを送っている」

 また、小林氏を支援する甘利明氏と旧安倍派の若手から、安倍派5人衆の復権を期待する声が出ていることから「岸田総理は小林氏を叩き潰しにいくのでは」との見方が出ている。

 岸田総理は自分の派閥の林官房長官を支援するが、決選投票に行く可能性は低い。「呪詛」をぶつけるため、旧岸田派の約40票を十二分に生かすつもりでいる。

(健田ミナミ)

2024/8/19 17:58

この記事のみんなのコメント

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  • 恨み?安倍派が後押しして総理にしたのにその安倍派を破滅させた恩を仇で還すやつがだから次の選挙で推薦取れないから立候補辞めたのに勇退みたいなこといってアホの岸田はの考え少し理解してる人は岸田の考えは、わかるその証拠にこのアホ小泉押し(笑)ともに低脳コンビ楽しみだ。後tomoさんの言う通り岸田に対する国民の恨み100回八つ裂きにする恨んでるから遠くないうちにミジメな死に方するは小渕の、クソのように

  • TOMO

    8/19 18:45

    岸田が個人的に怨みを晴らす!その岸田に対し、国民の大多数が2倍も3倍も怨んどるわ!

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