「のどが渇く~! 暑いから?更年期だから?それとも…」更年期の女性に「糖尿病の兆候」を警告してくれる【ヘモグロビンA1c】

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更年期世代にとって怖い病気のひとつ、糖尿病。

適切な治療を行わずに放置した結果、心筋梗塞、脳卒中、腎不全など、命に関わる重篤な病気の原因になる場合もあります。

今回は、更年期の不調と糖尿病の違いや、糖尿病を判断するのにとても重要な「ヘモグロビンA1c」についてもわかりやすく解説する【後編】です。

 

この記事の【前編】を読む◀ 50代になってから疲れやすくなりました。食欲もあまりなく、やたらに喉が渇きます。更年期の症状でしょうか? __◀◀◀◀◀( https://otonasalone.jp/?p=430025&preview=true )

 

Q. 血糖値を正常に保つためにはどんなことに気をつけるべきですか?

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A.

まずは、病院の内科や糖尿病内科を受診し、医師の指導のもと適切な治療が必要です。

そして、食事療法や運動療法などを実践し、日常的に血糖値をコントロールする必要があります。

さらに、日常生活のなかでできる糖尿病対策のひとつとして、漢方薬の活用があります。

漢方薬は不調の根本改善と体質改善により理想の健康へ導くことを目的としており、医薬品として「糖尿病」に効果が認められているものもあります。

漢方薬で直接的に血糖値を下げるのは難しいものの、高血糖の原因となる内臓脂肪やストレスに作用することで、アプローチできます。

血糖値の安定をめざすには、「脂質代謝を改善する」「脂肪の燃焼をサポートする」「イライラを鎮めてストレスを緩和する」といった作用のある漢方薬を選ぶとよいでしょう。

 

<血糖値のコントロールが気になる人におすすめの漢方薬>

・大柴胡湯(だいさいことう)

からだの熱をとり除き、脂質代謝を高めて肥満を改善します。ストレス過食に悩んでいる方に。

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

余分な熱を冷まし、血流や水分代謝を促し、肥満を改善します。便秘がちな方に。

 

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その方の状態や体質に合っているか、という点です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。

「あんしん漢方」などのAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

相談もスマホで完結ですので、対面では相談しにくい悩みも気軽に相談できますよ。

 

 

健康維持にとても大切な血糖値管理

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「更年期と思い込んでいた不調が、実は糖尿病だった……」というケースは多々あります。

糖尿病は、適切な治療を行わないとどんどん進行し、合併症のリスクも上昇します。

不調を感じたらまずはきちんと医療機関でヘモグロビンA1cを測定してもらい、血糖値を適切に管理して、健康を維持しましょう。

 

 

<この記事の監修者>画像はこちらから( https://otonasalone.jp/433224/ )

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師

碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)

神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

 

【参考】

全日本民医連「特集2 糖尿病 日本人がなりやすい病気」

知りたい!糖尿病「糖尿病とは?原因と症状(初期症状)」

三鷹駅前たなか糖尿病・内科クリニック「HbA1cが高い」

一般社団法人日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」

 

 

2024/8/16 12:01

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