「鈕」の読み方、わかるかな? ドアにも付いているよ【漢字クイズ】
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本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「鈕」です。
【Q】漢検1級配当漢字「鈕」。「鈕」の「と」ではじまる3文字の訓読みは?
「鈕」の読み方は?
金 (かね・かねへん)を含む「鈕」。この漢字を見たことのある人は少ないように思います。
ヒントは、ドアを開けるときのことを思い出して、読み方を考えてみてください。
※「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。
出典(読み・配当級):『漢検要覧1/準1級対応』(公財)日本漢字能力検定協会
正解は……
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「とって」です。
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【漢字解説】
「鈕」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。
[字義]
①つまみ。印や器物に、手でつまめるようにつけたとって。印鈕。
②ボタン
出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版
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「鈕」の解字
形音。金+丑(音)。音符の丑(チュウ)は、手指でひねるの意味。手指に力を入れてつまむ、印などのつまみの意味を表す。
出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版
「印鈕」にはいろいろな形のものがあるよ!
「印鈕(いんちゅう)」は印章のつまみの部分です。判を押すときに手で握る部分になります。
印鈕にはシンプルなデザインのものだけでなく、動物の形などユニークなものも多くあります。表情がキュートな動物のものや細部にまでこだわった美しいものもあるので、見ていると楽しいですよ。
「多鈕細文鏡」、知ってる?
多鈕細文鏡(たちゅうさいもんきょう )は弥生中期に倭人(わじん)がはじめて手にした鏡といわれています。鈕をとおす鈕(ちゅう)が鏡の裏にいくつも付いた、幾何学模様が特徴です。
朝鮮半島から日本に運ばれてきたと長らく考えられてきましたが、近年においては国内で製造された可能性も指摘されています。
多鈕細文鏡は福岡県や佐賀県、山口県、奈良県、長野県などで発掘されています。
※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)