「古紙には絶対に混ぜないで」 古紙再生促進センターの注意喚起にゾクッ

ダンボール、新聞、雑誌、紙パックなどの古紙は、リサイクルされ、新たな製品として再利用されます。

自治体によってルールは異なりますが、品目ごとにひもで縛り、回収日に出すのが一般的です。

公益財団法人古紙再生促進センター(以下、古紙再生促進センター)のウェブサイトでは、古紙として出せない物について、説明しています。

古紙再生促進センター「古紙には絶対に混ぜないで!」

カバンや靴などを購入した時に、型崩れを防ぐため、紙の詰め物が入っていることがありますよね。

この詰め物は『昇華転写紙(しょうかてんしゃし)』といい、古紙として出すことができないといいます。

古紙再生促進センターのウェブサイトには、昇華転写紙を古紙と混入させてはいけない理由について、以下のように記載されています。

A4 サイズ1 枚の昇華転写紙が混入すると

約 100 トンの損紙が発生します。これまで製紙工場で、

大量の白板紙が損紙として処理されています。

昇華性インクは常温でも転写します。詰物(緩衝材)として

使用されると、時間の経過とともに商品(カバンや靴など)

に転写することがあります。

公益財団法人古紙再生促進センター ーより引用

古紙に昇華転写紙が混入してしまうと、リサイクルされた紙製品に欠点が現れたり、トン単位の再生紙が使えなくなったりするといいます。

昇華転写紙を捨てる際には、古紙としてリサイクルできないので、『可燃ごみ』として出してください。

カバンや靴を買った時に、緩衝材として入っている昇華転写紙を、箱と一緒にまとめて、古紙として出していた人も多かったのではないでしょうか。

昇華転写紙を捨てる際には、古紙再生促進センターの情報を思い出しましょう。

[文・構成/grape編集部]

出典 公益財団法人古紙再生促進センター

2024/7/31 11:25

この記事のみんなのコメント

4
  • グレイス

    8/2 13:57

    なんかよく分からないな。商品に転写されてしまうなら詰め物として使うのがそもそも良くない気がするけど。

  • ***

    8/2 13:35

    新聞や古紙も全て燃えるゴミで捨てますので何の問題もありません

  • 自分の会社リサイクルで鉄、アルミ、ステンレスと分けるから大変でしたステンレスと鉄がわかるようにでかい磁石がありました。でも分解するのはジゴクでしたね手でバラすから。

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