母親に「あんたは本当に、この家の疫病神だね」と言われた女性 衝撃的な発言の数々を回想

幼い頃に親から言われた酷い言葉は、大人になっても忘れられないものだ。愛知県の40代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、実母から辛辣な言葉をぶつけられながら育ったという。あるときは

「あんたは本当に、この家の疫病神だね」

と言われた。理由は、女性が料理中、フライパンに蓋をするため咄嗟に高価な土鍋の蓋を置いてしまったことだった。「ジャストフィットしすぎ、外れなくなりかけた」ため、激怒されたという。客観的に見れば、そんな事で我が子を疫病神扱いは酷すぎる。(文:福岡ちはや)

「あんた母親失格だよ!そんなことをしたら絶対に許さないからね!」

これまで母に言われた心無い言葉はそれだけではない。女性が成長期の頃は、母親は娘を太らせようとしているかのようだった。

「一度に大量の料理を出し、残しでもすれば父や兄と共に責め立てた。そうした状況下、高校3年生から過食症を患い、食欲のコントロールが効かなくなってしまった私に向けた母の言葉は『穀潰し』」

娘が摂食障害になってしまったにも関わらず、母親は完璧を求めたようだ。高校までは都立の進学校に通った女性だったが、受験に失敗し有名大学への進路が絶たれると、母は

「あんたには失望させられた」

と不満をぶつけてきたという。まさか志望校に落ちた我が子にそんな酷い言葉をかける母親がいるとは驚くばかりだ。

大人になった女性は、「母の望むとおりに見合い結婚し、息子と娘に恵まれ」、「つつがなく結婚生活、主婦業・母業をこなす」日々を送った。おそらく、母に認められたい一心だったのだろう。しかし、なおも母は、

「昔パパがあんたの痩せた背中を見て、『可哀想に。この子は長く生きられないな』と口にしたあと、『保険はちゃんとかけてあるのか?』と言ってきた」

と女性が傷つくエピソードをわざわざ話してきた。女性は父親の失言よりも「なぜ今更そんな話をするのか?」と母の言動にショックを受けたという。

それでも女性は、何かあれば母に判断を仰ぐのを止められなかったようだ。まだ幼い長男が発熱したときには、「腿の付け根や脇の下を冷却材で冷やすのがいい」と知識として理解しつつも実行するのを迷い、母に電話で相談したそうだ。しかし、母親としては「昔は汗をかかせ解熱させるやり方が一般的だった」ため、

「あんた母親失格だよ!そんなことをしたら絶対に許さないからね!」

と激怒されたという。

女性はただ、母の愛と肯定が欲しかっただけなのかもしれない。最近もデリカシーのない発言をされており、「彼女がなぜ私の母なのか?と母に対して思ってしまう」と苦しい胸の内を綴っていた。

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2024/7/27 6:00

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