マンU退団から1年間無所属が続くデ・ヘア…ジェノアが獲得を目指して接触開始か

 無所属の状況が続く元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアに、ジェノア加入の可能性が浮上した。26日、イタリアメデイア『フットボール・イタリア』などが伝えている。

 現在33歳のデ・ヘアはアトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2009年9月にトップチームデビューを果たした。2011年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍すると、長年にわたって正守護神に君臨。世界トップクラスのGKとして地位を確立し、公式戦通算545試合に出場した。しかし、契約延長交渉のもつれから、2023年6月30日の契約満了に伴いクラブを退団。以降は無所属の状況が続いている。

 個人トレーニングでフィットネスを整えながら、自身の希望に沿ったオファーを待ち続けているデ・ヘア。昨夏にはインテルやニューカッスルへの加入の可能性が浮上し、冬にもサウジアラビアのアル・シャバブとノッティンガム・フォレストへの加入が噂されたものの実現には至らず、現在は1年以上実戦から離れている。

 そんななか、セリエA復帰1年目となった2023-2024シーズンを11位で終えたジェノアが、デ・ヘアの獲得に関心を寄せている模様。クラブの守護神を務め、同シーズンは公式戦36試合に出場したスペイン人GKジョゼップ・マルティネスがインテルへと移籍したため、代役としてデ・ヘアに白羽の矢が立ったようだ。

 なお、当初はPAOKテッサロニキに所属するクロアチア代表GKドミニク・コタルスキーの獲得を目指していたが、交渉は難航した様子。大手メディア『スカイ』は、すでにジェノアがデ・ヘアの関係者に接触を始めたと指摘している。

2024/7/26 19:23

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