PSG、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に興味か…バルサらと争奪戦に?

 パリ・サンジェルマンがアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズに関心を寄せているようだ。25日、イギリスメディア『アスレティック』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 2002年7月12日生まれで現在22歳のN・ウィリアムズは2013年にアスレティック・ビルバオの下部組織に加入し、2021年夏にトップチーム昇格。程なくして前線の主軸に定着すると、ここまで公式戦通算122試合に出場し20ゴール26アシストを記録している。今夏開催のEURO2024では2ゴール1アシストをマークするなど、バルセロナ所属のラミン・ヤマルとともにスペイン代表を牽引。3大会ぶり4度目の欧州制覇に大きく貢献した。

 アスレティック・ビルバオとの現行契約は2027年6月末まで残されているものの、5800万ユーロ(約97億円)の契約解除条項も付随している模様。今夏の移籍市場ではハンジ・フリック新監督が就任したバルセロナを筆頭に、アーセナルやバイエルンなどメガクラブからの関心が明らかになっており、その去就に注目が集まっている。

 今回の報道によると、PSGもN・ウィリアムズに関心を寄せており、今夏の移籍市場においてバルセロナらとの争奪戦に発展する可能性があるとのこと。フランス代表FWキリアン・エンバペ(現:レアル・マドリード)が退団した同クラブは、ルイス・エンリケ監督体制2年目の2024-25シーズンに向けてアタッカーの補強を希望しており、N・ウィリアムズの動向も以前から注視しているようだ。クラブは既に同選手の代理人と連絡を取り合っているという。

 直近ではバルセロナが獲得に向けた動きを強めているものの、資金力のあるPSGがより好条件のオファーを提示し、争奪戦を優位に進める可能性もあると『ESPN』は指摘。N・ウィリアムズをめぐる各クラブの動向に今後も注目が集まる。

2024/7/26 15:44

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