ルカク獲得を狙うナポリ、チェルシーが要求額引き下げも…さらなる減額を希望?

 ベルギー代表FWロメル・ルカクを巡るチェルシーとナポリの交渉は難航しているようだ。24日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。

 ナポリではナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが今夏に退団する方針であることから、代役の獲得に向けて動き出しており、アントニオ・コンテ新監督の要望もあり、ルカクの獲得を狙っていることが明らかになっている。

 チェルシーとしてはルカクの売却を望んでいるものの、今夏のレンタル移籍を認めておらず、完全移籍での売却を目指して3700万ポンド(約73億円)ほどに設定されている契約解除条項と見られる金額の移籍金を要求している。

 オシムヘンが退団した際の移籍金を利用してルカクの獲得を狙っているナポリだが、チェルシーの要求額を支払うことには難色を示している模様で、2500万ユーロ(約42億円)程度での獲得を希望しており、交渉は難航していることが伝えられている。

 そんななか、今回の報道によると、ナポリは妥当な売却価格でチェルシーと合意するために交渉を再開。チェルシーとしてはなんとしても売却したいため、当初の提示価格から3500万ユーロ(約58億円)まで引き下げることを受け入れる姿勢を示しているという。しかし、ナポリは依然として2500万ユーロ(約42億円)に近い金額での成立を望んでいる模様で、交渉は順調には進んではいないと見られている。

 それでも、すでにナポリはルカクが大幅な減給に応じたことで、ボーナスを除いて1シーズンあたり600万ユーロ(約10億円)の契約で個人条件では合意に達しており、残すはクラブ間での合意のみになっていることも報じられているが、果たして両クラブは妥協点を見つけることができるのだろうか。

2024/7/26 13:46

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