指揮官交代も“静かな夏”を過ごすリヴァプール…スロット監督「誰も獲得できなかったら私たち全員が驚く」

 新たにリヴァプールの指揮官に就任したアルネ・スロット監督が、今夏の移籍市場におけるクラブの動きについて言及した。25日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。

 約9年間にわたって指揮官を務め上げたユルゲン・クロップ監督の後任として、新たにリヴァプールを率いることになったスロット監督。しかし、新シーズン開幕が刻々と近づいているが、同クラブは今夏に未だ補強を行っていない。一部のファンが不満を示していると伝えられるなか、スロット監督はプレシーズン中に開催されているアメリカツアーの第1戦を前に会見へと登場。選手獲得に関する自身の考えを告白した。

 クラブがここまで補強を行っていない理由を問われたオランダ人指揮官は、「(既存選手を)見極めていきたいのだが、彼らのほとんどがここにいない」と補強ポイントの選定に時間がかかっていると主張。続けて、「私は本当に良いチームを受け継いだので、同じ水準、あるいはそれ以上の選手を見つけるのはそう簡単ではない」とリヴァプールに相応しいレベルの選手の獲得が難しいと指摘している。

 一方で、「私以上にリチャード(・ヒューズ/スポーツディレクター)がそのことに一生懸命取り組んでいて、常に最新情報を提供してくれる」と補強に向けた動きを進めていると強調。「すでに満足のいく良いチームができているが、もし誰も選手を獲得できなかったら、私たち全員が驚くことになるだろう」と述べた。

2024/7/26 7:00

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