ここ数年の物価高騰で、生活の仕方を変えた人もいるようだ。東京都に住む50代前半の女性（講師／年収400万円）は「物価高で買わなくなったもの、諦めたこと」について、

「なんとなくの外食」

と明かす。諦めたことはあっても、生活の満足感は損なわないようにしているというが、どんな生活なのだろう。（文：永本はな）

「今あるものを使いまわしていきます」

なんとなくの外食を諦めた結果、

「チーズや生ハム、ちょっといい牛肉、ナショナルブランドの調味料を買って自炊を増やしたら、健康になりました」

食習慣の変化が健康に良い影響を与えたようだ。他にも今まで買っていた「自販機のドリンク」を「水筒」に変えて生活をしているという。ファッションはどう変わったのだろうか。

「ブランド服やバックは買わない、というより買えません。今あるものを使いまわしていきます。ファッションはTPOをわきまえていればいい、と割り切りました。 他の人も節約してるので、当たり前かもしれません」

女性は「諦めることは増えても、生活満足感は損なわないように工夫してます」と物価高に負けずに過ごしているようだ。

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