今の仕事が“好きではない”理由、1位は「給料に満足していない」、2位「やりがいを感じられない」

キュービックは7月24日、「今の仕事が好きか」と「その理由」に関する調査結果を発表した。調査は、6月下旬に20代から60代の社会人を対象にインターネット上で行われ、1000人から有効回答を得た。

今の仕事の好き嫌いを聞いたところ、最も多かった回答は、「好き」(38%)だった。次いで、「普通」(35%)、「好きではない」(27%)と続いた。(文:長田コウ)

「お客さんに理不尽なことを言われた」(20代女性/運送輸送・接客サービス)

好き嫌いを年代別にみると、「好き」「好きではない」と答えた人は、いずれも20代が最も多かった。30代以降では、「普通」と答える人の割合が高く、「好きではない」と答える人の割合は減っていく傾向が見られた。

仕事が「好き」と答えた人に理由を聞くと、トップ回答は「やりたい職種」だった。次に、「やりがいを感じる」、「やりたい業界」、「業務内容が合っている」と続いた。自由回答では、次のような意見が上がった。

「お客さまから感謝されるとうれしい」(20代女性/情報通信・接客サービス)

「自分の成長を実感できたり、顧客から感謝されたとき」(40代男性/製造・営業)

一方で「好きではない」と答えた人に理由を聞くと、1位は「給料に満足していない」、2位は「やりがいを感じられない」だった。3位には「人間関係が良くない」がランクインしたことから、待遇や仕事内容だけでなく、職場環境に対して不満をもっている傾向がうかがえた。自由回答でも、

「お客さんに理不尽なことを言われた」(20代女性/運送輸送・接客サービス)

「仕事を押しつけられたとき」(30代男性/非営利団体・事務)

と同様の傾向が見られた。

最後に、「好きなことを仕事にした方がいいか」という質問をしたところ、「した方がいい」と答えたのは、全体の47%だった。年代が上がっていくにつれて、「した方がいい」と思う人の割合は多くなる傾向が見られた。

2024/7/25 14:16

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます