楽天・辰己涼介“セリーナ夫人”と広島・小園海斗“渡辺リサ夫人”、両者炎上騒動の違い

 楽天・辰己涼介の妻で実業家のセリーナ氏が炎上したことは記憶に新しい。

「自身のYouTube『セリちゃんねる』では楽天、他球団のことを大放言していたので知られていましたが、先日はZOZOマリンスタジアムのロッテ側の席に座って楽天を応援しこれを配信。ロッテファンに囲まれる中、球団をディスるなどたちまち炎上しました。球団内では『さすがにこれは問題が……』との声が多く上がっています」(球団OB)

 セリーナ氏を例に出すまでもなく、SNSで気軽に世の中へ発信できるようになった昨今、アスリートの「インフルエンサー妻」が旬だ。

「もちろん選手ではないので球団も過度な規制はかけられませんが、セリーナさんのように球団の品格を損なう言動が続いてしまうと、チームの運営管理責任者から注意勧告を受けることもある。以前、別のパ・リーグ球団選手の妻が、同僚選手の女優である妻にSNSで誹謗(ひぼう)中傷を行い大問題になった時も、最終的には球団が介入してなんとか鎮火しています」(同前)

「インフルエンサー妻」と言われて思い出されるのは広島・小園海斗だろう。妻の渡辺リサさんは結婚前から、TikTokを中心にインフルエンサーとして活動していた。

「2021年1月、小園は結婚を発表しましたが妻の名前は一切公表せず、周囲は『訳あり婚か』と首をひねっていました。すると1カ月もしないうちに『週刊文春』(文藝春秋)が「お相手は渡辺リサ」と報じました。それから2年近くたった2022年11月、渡辺が突然自身のSNSで夫を公開し、騒動に発展。ファンからは自己中心的な言動だと批判の声が集まり、小園のプレイに影響するのではないかと危惧されていました」(テレビ局関係者)

 しかし、渡辺はファンとやり合うだけではなく、小園にプレッシャーをかけたという。

「グラウンドでは鬼気迫るプレイで知られる小園ですが、プライベートでは優しい性格で、揉め事が起こると尻込みしてしまうタイプ。『貴方が頑張らないと、私も活動できない。しっかりしなさいよ』と檄(げき)を飛ばしたのです」(同前)

 当時、調子がなかなか上がらず、数字的にも苦戦していた小園だが、これがきっかけとなったのか、奮起するようになった。すると昨年11月の『アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』に日本代表として選出、活躍を見せた。

「今シーズンは途中から4番を打つようになり、チームの好調を支え、新井貴浩監督の信頼を得ています。今年は自己ベストの成績を残せる大きなチャンスがめぐってきそうです。今やカープナインは『一歩間違えればセリーナさんと同じ運命をたどっていたかもしれないと胸をなでおろしています」(チーム関係者)

 7月22日現在、打率は.295、セ・リーグ打率ランキングでも4位につけている小園。リサ氏の“内助の功”ということだろうか。

2024/7/24 12:00

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