どんな職場にも変わった人は一定数いるものだ。愛知県の30代男性（技能工・設備・交通・運輸／年収700万円）は、上司が就任から1か月ほど経ったある日の朝のことをこう語る。

「朝礼で全員に向けて『休憩が長すぎる、携帯を現場に持っていくな』と恫喝」

「数日後、作業中に連絡が取りにくくなった為、手のひらを返したように『携帯を持ってけ』と言う始末」

恫喝するほどのことでもないように思うが、コロコロ変わる上司の命令に振り回される部下はたまったものではないだろう。（文：林加奈）

「〇〇さんが私に多大な業務を押し付ける」と泣き叫び出した女性スタッフ

東京都の50代女性（企画・マーケティング・経営・管理職／年収750万円）の職場には「暇なのだが、上にニコニコ、回りには挨拶すらしない、全く使い物にならないお局スタッフ」がいるという。

「通常は手がかかるだけなので、適当に機嫌をとっていただけだったが、あまりの忙しさに、宅急便の人が来たので、荷物受け取ってくれと頼んだら、突然泣き叫びだし、『〇〇さん（私のこと）が私に多大な業務を押し付ける』といって、その日１日、社内に愚痴をこぼしまくり、仕事せず。最後は失神騒ぎまで起こした。当然宅急便も私が取りに行った」

荷物を受け取るだけだが、その女性スタッフにとっては「多大な業務」になるらしい。到底理解できない感覚だ。しかも実務はしていないのに「翌日、過労が理由で病欠」したという。「変な人だと思った」と、女性は当然の感想をつづっている。

ちなみにその職場は官公庁だったそうで

「ゆえに効率は重視されず職場も変だと思ったので、高給ではあったが、今は転職して普通に業務している」

と、投稿を結んでいた。

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