最近は結婚しない人も増えている。理由はまさに人それぞれだ。熊本県の40代後半の男性（エンジニア／年収250万円）は、過去の恋愛がトラウマになっている。「20代のころ、彼女になってくれる一歩手前までは関係が進んだと思っていた」相手が強烈だったそうだ。（文：長田コウ）

「毎月10万のお小遣いをちょうだい」

「お小遣いとは別に2か月に一回は記念日を作ってプレゼントを渡せ」

「旅行に行きたいから友達の分まで旅費を出せ」

「もう二度と、女なんかに金は出したくない」

当時、男性の月の手取りは12万だったそうで、相当厳しい状況だったことが窺える。はじめは、「貯金を切り崩していた」男性だが、徐々に限界を迎え、拒否すると、相手は攻撃的な言葉を投げてきた。

「『金も出さない男は、人間のクズ！』と言われた」

これでは、衝撃のあまり返す言葉も失うだろう。男性は、こう投稿を結んでいた。

「もう二度と、女なんかに金は出したくない」

好きになった相手が悪すぎて気の毒としかいいようがない。

一方で、群馬県の40代前半の男性（サービス系／年収550万円）は、独身生活を謳歌していたが最近は心境に変化があったようだ。「現在の生活に満足しているが、やっぱり結婚に憧れが出てきた」と本心を打ち明ける。

男性は、「趣味のマラソンと仕事」で多忙らしく、気付いたころには「出会いが全くなくなった」そう。結婚への憧れはあるものの、出会いのために「婚活パーティーや結婚相談所」に行くには、「お金と時間が掛かりすぎる」と、後ろ向きなようだ。

この男性の場合、一定の年収があるので、婚活市場ではそれなりに戦えそうだ。確かにお金はかかるが、少しでも結婚したいと思うなら短期決戦でやるだけやってみるのもいいかもしれない。

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