コンビニのトイレ利用について「公共のトイレとして使わせてくれるのが当たり前」と考える人も多いだろう。しかし、その陰で深刻なトラウマを抱えることになった人もいる。現役のコンビニ店員である山口県の40代女性（サービス・販売・外食／年収100万円）は、衝撃的な体験を明かした。

「以前男性のお客様から『トイレを汚してしまいました。すいません』と、言われたのでこちらも良いですよ。掃除行きますね。と返し、レジをバディーに任せて掃除に入りました」

向かった先のトイレで見たのは、予想外の異様な光景だった。（文：長田コウ）

「いまだにトラウマでトイレ掃除の時間はドキドキします」

「トイレを見てびっくりしました。どうやって使ったらこんな水溜りが出来るものかと呆れるほど左右に広がった尿」

驚くことにトイレの床は尿で浸されていたのだ。しかも、個室の入口には先ほどの客がいて、「腕を組んでニヤついて」掃除をする女性を眺めていた。女性いわく、「明らかに掃除している私を見て楽しんでいるように」見えたという。当時の状況をこう振り返る。

「個室の入り口に立っていたので狭い個室の中で2人きりという状態に恐怖すら覚えました」

女性は健気にも、「もちろん、日々の勤務の中で綺麗に使用してくれるお客様が大半ですが」と語るが、さすがにこの件はマナー違反の度が過ぎている。

「もう、数年前の事ですがいまだにトラウマでトイレ掃除の時間はドキドキします。その方がお客様だったのか、ただの嫌がらせ男だったのかは分かりませんが本当に迷惑でした」

懸命に働く店舗スタッフに、二度とこのような災難が降りかからないことを願う。

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