「強盗が来たら竹の棒でやっつけてね」深夜のワンオペ命じられた元コンビニ店員の回想

コンビニで働く人々から、苦境を訴える投稿が次々と寄せられている。「コンビニパート深夜勤務歴10年の過去を思い出すと随分鍛えられました」と回想するのは、愛知県に住む40代後半の女性だ。

利用者に「最低限のマナーは守って欲しい」と訴える一方、迷惑客だけでなくオーナーも非常識だったと打ち明ける。女性が勤めていたコンビニでは「スタッフは2人制」と決まっていたが、オーナーは

「強盗が来たら竹の棒でやっつけてね」

と言い、店の営業を女性一人に押し付けたという。(國伊レン)

オーナーは「パート、アルバイトから数件訴えられてます(笑)」

女性はそんなオーナーを「阿呆」と評し

「現在もパート、アルバイトから数件訴えられてます(笑)」

と明かした。ワンオペを強いられた女性は「確かに田舎のコンビニの深夜は客は少ないが、本当は二人でやる仕事を一人で駆け回った」と振り返る。

「品出しや雑誌出しはまだしも、トイレ清掃は素早く綺麗にしたいもの」だが、案の定トイレは悲惨な使い方をされていた。女性によると「酔っぱらいなんて序の口」で、

「雑誌コーナーでエロ本をサッと取りトイレで(中略)自分の排出物で汚した雑誌をそのまま放置する奴」

「個室なので中で浣腸して思い切り汚して黙って帰る奴」

「トイレ貸して下さいと用をたした後、『携帯の充電が無くなってモバイルバッテリー買うお金無いので、お金貸して下さい。明日持ってきますから』と言ってきた怪しい奴」

など、ヤバい人々が来店していたそうだ。これらにたった一人で対応するのはツラい。

ちなみに、その「怪しい奴」に貸したお金は返ってくることはなかった。

「私も若かった。困ってるだろう、と連絡先も訊かないまま3000円貸した。案の定、次の日ギリギリまで待ったが奴は現れず」

代わりに、早朝にオーナーが出勤したが「廃棄分のパンを食いながら前日分の利益計算」しかしなかったという。理不尽だらけだったコンビニ店員時代について「よく10年も続いた私。人間観察を含め勉強になりました」と前向きに捉えていた。

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2024/7/19 6:00

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