ナポリが元イタリア代表DFスピナッツォーラを獲得 ローマからのフリー移籍で2年契約締結

 ナポリはローマからフリーとなっていた元イタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラを獲得したことを10日に発表した。

 ユヴェントス下部組織出身のスピナッツォーラは、アタランタやペルージャなどを渡り歩き、2019-20シーズンにローマへ加入。同クラブでは公式戦151試合に出場し7ゴール21アシストを記録した。イタリア代表としても2017年にデビューすると、これまで国際Aマッチ24試合に出場。EURO2020の優勝にも貢献した。

 しかし、近年はケガに悩まされる時間も増え、昨季はリーグ戦の先発が15試合のみ。イタリア代表からも2023年6月のUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23・ファイナルズ以来遠ざかっていた。

 今年6月限りでローマとの契約が満了を迎えることから去就に注目が集まっていたスピナッツォーラだが、移籍先がナポリとなることが決定した。イタリアメディア『カルチョメルカート』によれば、契約期間は2026年6月までの2年間。年俸は180万ユーロ(約3億円)で合意に至ったとされている。

 昨季セリエAで10位に終わったナポリは、2024-25シーズンからアントニオ・コンテ監督を招聘。レアル・マドリードDFラファ・マリン、トリノ所属のイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノの獲得にも近づいていると報じられており、今夏の移籍市場の動向に注目が集まる。

2024/7/10 20:43

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