インテル、主将ラウタロと2029年夏まで契約延長へ…コパ・アメリカ終了後に発表か

 インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、近日中にクラブと新契約を締結するようだ。9日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在26歳のラウタロは2018年夏の母国のラシン・クラブからインテルへ完全移籍加入。背番号「10」を託されると、加入当初からセンターフォワード(CF)の主軸として活躍し、ここまで公式戦通算282試合の出場で129ゴール43アシストを記録している。キャプテンに就任し迎えた2023-24シーズンはセリエAで24ゴールを挙げて得点王に輝き、3年ぶり20度目のスクデット獲得に大きく貢献した。

 そんなラウタロはインテルと2026年6月末までの契約を締結しているが、クラブ側は資金力の豊富なプレミリーグ勢や近年台頭しているサウジ・プロフェッショナルリーグ勢を警戒。以前から契約延長に向けた動きを見せており、ジュゼッペ・マロッタ会長が「契約更新は事実上完了しており、足りないのはサインだけだ」と語るなど、交渉が順調に進行中と報じられていた。

 この度『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、アルゼンチン代表の一員として参戦中のコパ・アメリカ2024終了後にラウタロはインテルとの新契約にサインするとのこと。契約期間は2029年6月末まで3年間延長され、年俸は900万ユーロ(約16億円)にボーナスを加えた金額になるという。

 なお、ラウタロはコパ・アメリカ2024でも好調を維持しており、ここまで5試合の出場で4ゴールをマーク。アルゼンチン代表の2大会連続の決勝進出に大きく貢献している。

2024/7/10 19:56

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