「実は○○が違う」 ロースハムとボンレスハム、何が違うか知ってる?

ハムは日常的に利用される加工食品です。ハムエッグにしたり、サンドイッチの具にしたりなど、使い勝手がいいですよね。

スーパーなどの売り場に行くと、『ロースハム』『ボンレスハム』などのハムがありますが、種類の違いは何によるものなのでしょうか。

ロースハムとボンレスハムは『部位』の違い

購入する人が多いであろうロースハムとボンレスハム。『日本ハム・ソーセージ工業協同組合』によると、日本でもっとも多く生産されているのはロースハムだといいます。

また、ロースハムとボンレスハムの違いは、どの部位を使って加工されたものかです。

ハムの写真

※写真はイメージ

ロースハム

豚のロース肉の塊を加工したもの。

ハムの写真

※写真はイメージ

ボンレスハム

豚のもも肉の塊を加工したもの。脂肪が少なく、あっさりしているのが特徴。最近では『ももハム』という商品もあり。

ハムの種類はほかにもある!

『日本ハム・ソーセージ工業協同組合』によれは、ほかにも以下のようなハムがあります。

・骨付きハム

豚のもも肉を骨付きのまま整形、加工した製品で、加熱処理したものと低温で長時間乾燥させたものがある。

・ラックスハム

豚のロース肉などを加工し、低い温度で時間をかけて熟成させたもの。通称「生ハム」と呼ばれている。

・ショルダーハム

豚肩肉をロースハムと同様に整形、加工したもので、赤肉が多い製品。

・ベリーハム

豚バラ肉をロースハムと同様に整形、加工したもので、その切り口が非常に特徴的。

・プレスハム

豚肉と牛肉などを混ぜてひと塊にし、加工したもの。ハムのように1つの肉塊からできたように工夫したもので、日本オリジナルの製品。

・混合プレスハム

畜肉を主原料とし、魚肉を加えてプレスハムと同様の製法で作られたもの。

日本でもっとも生産数の多いロースハムを、皆さんも購入することが多いでしょう。ボンレスハムはロースハムとは使用する部位が異なっており、もも肉から作ります。

両方買って食べ比べてみると、味わいの差が分かるのではないでしょうか。

[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

取材協力

日本ハム・ソーセージ工業協同組合

出典 日本ハム・ソーセージ工業協同組合(取材協力)

2024/7/10 18:35

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます