“ガチ”でお相手を探す若者が増えている!?お見合いビジネス最新事情

“お見合い”と聞くとなんだか古臭いイメージがあるかもしれません。でも、少子化が進むいま、結婚したい人たちも決して少なくなく、お見合いは出会いにつながる大きなチャンスの一つとなっているようです。

 少子化対策の肝は結婚数の回復である――この発信を大きなミッションに掲げている結婚相談所などを営むIBJグループの一つで、お見合いビジネスを進めるZWEI(ツヴァイ)代表取締役社長の中野大助さんは、「お見合いビジネスは活況です」と話します。

「ツヴァイでは現在、月1万組のお見合いを行っています。多くの会員の方々は毎月1~2件のお見合いを行い、約10ヵ月で結婚相手と出会って退会されていくのが平均スタイルです」

 お見合いで結婚相手を見つける人たちは、意外と当たり前に存在するのですね!

「最近では、お見合い利用者の若年化が進んでおり、女性の4割が20代という月があるほど。マッチングアプリを卒業し、安心安全かつ結婚本気度の高いお見合いを重ねてお相手を見つけようという若い方が増えています。ですので、30代後半~40代の女性会員が足りなくなることもあるくらいなのです。お見合いが成立しやすいのは5歳差くらいまでですので、同世代男性のお相手探しには最適な方法です」

 マッチングアプリの利用は進んでいると聞きますが、卒業組も出てきているとは驚き! 真剣にお相手を探したいなら、お見合いという選択肢もあるのかもしれませんね。

 お見合いというとかしこまったイメージがありますが、最近ではホテルのラウンジやカフェなどでカジュアルに行われることも多いのだとか。服装についても、「女性の服装に決まりはなく、清潔感のあるコーディネートを心がけましょう。明るい色合いのトップス、ワンピースやスカートなどは華やかな印象になります」とのことで、着物やフォーマルウェアである必要はなく、それほど頑張り過ぎる必要はないようです。

「最近は日本語が堪能な外国籍の会員が増えていますので、国際結婚にも力を入れていきます」と中野さん。憧れの国際結婚を目指してみるのもよさそうです。

2024/6/30 18:14

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