ジョイフル本田に入っているスーパー「生鮮館」が強すぎてズルい! まさかあの会社が仲間だったとは……

「ジョイフル本田」は最強のホームセンターではないだろうか? なぜなら、店舗の広さを示す単位が「東京ドーム〇個分」だからである。それだけで尋常じゃない広さを誇ることを、ご理解頂けるはず。

そのジョイ本で生鮮食料品の販売を行っているのが、「ジャパンミート 生鮮館」である。運営元の「株式会社ジャパンミート」はなんとあの会社が仲間だった!。ただでさえ何でもあるジョイ本に、そんなに強力なスーパーが入っているとは知らなかった……。

・ドーム2.3個分

私が初めてジョイ本を訪ねたのは、2023年9月のことである。東京ドーム3.6個分の広さを誇る「千葉ニュータウン店」を訪ねたところ、あまりの広さに度肝を抜かれて、パニックに陥りそうになった。とにかくデケえ! 広ええ!!

あれ以来、ジョイ本に対して畏怖の念を抱いているわけだが、再びあのジョイ本に訪ねるチャンスが来た。

今回訪ねたのは、ジョイ本においては普通サイズのドーム2.3個分の茨城・守谷店である。ちなみに最大規模はニューポートひたちなか店で、ドーム5.1個分なのだとか。もはやドームでサイズを表記することさえ意味のないデカさである。

なぜ守谷店か? それは守谷SA(上り)に徒歩で行っていたからだ。ジョイ本まで歩きで片道30分。近いじゃん! ってことで、歩いたジョイ本へ(そのあと私はメヒコ守谷店へも歩いて行っている)。

・広角でもカメラに収まらん

おおよそ店舗のある辺りまで来た。あの向こうに見えている黒い塊みたいなのがジョイ本だな。わかるぞ、大型店舗を訪ねるのは2度目だから、遠くから建物がどんな風に見えるかわかる。

ジョイ本は遠くから見ると、要塞みたいに見えるんだ。あそこが守谷要塞だな、うん。

改めて地図を見てみると、とにかく敷地が広大だ。千葉ニュータウン店より小さいとはいえ、ドーム2.3個分は伊達じゃない。「歩いて見て回るのは困難では」と言いたくなってしまう。

建物の端まで来た。資材館にはジョイ本の作業用品専門店「本田屋」も入っているな。

これが建物全貌! ……と言いたいところだが、まだほんの一部である。

この坂の上に駐車場があり、建物はその奥まで続いている。

これが建物の全貌! ……ではない。これもまた一部で……。

これがおおむね全貌! のはずだ。全体を撮ろうとしても、カメラに収まり切らん! 広角撮影でも無理だ! 広い、あまりにも広すぎる!

ここから見える景色のすべてがジョイ本だ。ホームセンターというよりも、街と考えた方がよっぽどしっくり来る

・やはりデカすぎ

「WELCOME!」、その親しみ溢れる言葉で迎えてはくれているけど……。

向こう側の壁が見えない……。それはまるで冒険者を底なし沼に誘い込むトラップみたいだ。

ここにもあった、カートごと乗れるエスカレーター。めちゃくちゃ長いな。

これだけの広さにも関わらず、ここにはフードコートがない。その代わりに2階にカフェ、1階にたこ焼き屋さんがあった。

それから1階駐車場のそばには、ジョイフルランドリーなんてのもあったぞ。布団や毛布なんかとにかく何でも洗って乾かせそうだ。

・ジャパンミートの傘下には…

ジョイ本初心者の私が今回注目したのは、ジャパンミート生鮮館である。千葉のお店を訪ねた時にもこのお店を目にしているのだが、その時はジョイ本が運営しているとばかり思っていた。だが調べたところ、そうじゃなかったらしい。

冒頭でもお伝えしたように、生鮮館は株式会社ジャパンミート(JMグルーブ)が運営している。茨城県土浦市に本社があり、精肉・一般食品・青果・鮮魚・惣菜の小売りを行っている企業だ。

同社は大型施設内店舗事業として、「生鮮館」をジョイ本をはじめとする大型商業施設で展開し、関東圏で単独店舗「卸売市場」を出店している。

で、この会社のサイトで関連企業を見てみると~……

ハナマサーッ! 肉のハナマサ(株式会社花正)の名前があるじゃないかーー!!

しかもである。ジャパンミートもハナマサもプライベートブランドを展開していて、その両方の商品が生鮮館で販売されているのだ。もはや死角なし! 肉や魚はいうに及ばず、加工食品や自社商品も何でも揃ってしまう。

最強ホームセンター(ジョイ本)に最強スーパー(ジャパンミート)が合体しているなんてズルい! もっと都心にお店を出してくれないと、買い物に行けないじゃないかー!!

そんなわけで、それぞれのプライベートブランド商品を購入して帰った。ジャパンミートの「シュガーラスク」(税込298円)と、ハナマサの「サクっとリュウガン」(税込100円)である。

まあ、味は安さにふさわしいものだったといっておこう。とにかくロピアやコストコなど、格安量販店はいろいろあるけど、食品だけでなくあらゆるモノが揃ってしまうジョイ本はやっぱり最強じゃない?

・今回訪問した店舗の情報

店名 ジョイフル本田 守谷店

住所 茨城県守谷市松ヶ丘3-8

時間 9:00~20:00

参考リンク:ジョイフル本田、ジャパンミート

執筆:佐藤英典

Photo:Rocketnews24

2024/6/24 14:55

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