奈緒演じる“美鈴”「私の敵は私」…『先生の白い嘘』本音が垣間見えるキャラクター紹介映像解禁

奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介らの共演で、鳥飼茜による累計部数100万部(全8巻/デジタル版を含む)突破の同名漫画を映画化した『先生の白い嘘』。この度、それぞれの本音が垣間見えるキャラクター紹介映像が解禁となった。

本作は、ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。

今回解禁されたのは、登場人物たちの本音が垣間見える15秒のキャラクター紹介映像。

奈緒さん演じる主人公の美鈴は、地味で平凡な毎日を過ごす高校教師だが、実は親友の美奈子(三吉さん)の婚約者・早藤(風間さん)から無理やり肉体関係を迫られ、その後も関係を続けてしまっている。

「私の敵は私なの」と、自分の矛盾する感情にもだえ苦しむ美鈴の心の叫びが収められているが、その悲痛な本音を明かす相手とは……。

また、猪狩さん演じる美鈴のクラスの生徒の新妻は、三木康一郎監督が本作は「先生と新妻のラブストーリー」だというように、性に対するトラウマを持つ美鈴の痛みに共感し、やがて恋心を抱くようになる役どころ。

人が苦手でクラスでも浮いていた新妻が、「俺、先生のこと、好きです」「先生も俺に会いたかった?」と先生と教え子という関係ながらも、美鈴への真っ直ぐな想いを向ける姿が収められている。

三吉さん演じる美奈子は、不動産会社の取締役を父に持ち、学生時代からの恋人との婚約、誰もが羨むような女性の華やかな部分を持っている。

「私たち結婚するの」と、早藤との婚約を笑顔いっぱいに美鈴に報告し、幸せ全開な雰囲気を漂わせるが、そんな幸せそうな姿から一転、「幸せそうなフリして、愚かで惨めな女だって思ってた?」と言い放つ。美奈子が取り繕うことを辞めたとき、歪んだ関係にある変化が訪れる。

風間さん演じる早藤は不動産会社にエリートサラリーマンで人当たりも良く社交的だが、裏では女を見下して暴力をふるう猟奇的でサディスティックな二面性を持つ。

冒頭映像の「なんですか?」という言い方や表情から、その狂気的な内面が早くも浮き彫りになる。そこから婚約者の美奈子の頬を愛おしそうに撫でる一方で、美鈴を後ろから抱きしめているシーンが次々と映し出され、親友同士と知りながら関係を持つ早藤の異常さが伝わってくる。

『先生の白い嘘』は7月5日(金)より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開。

(シネマカフェ編集部)

■関連作品:

先生の白い嘘 2024年7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開

©2024「先生の白い嘘」製作委員会 ©鳥飼茜/講談社

2024/6/19 12:30

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